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『ディープサウス・ブルース』

2014.04.07.Mon.00:10
ブルージーな内容の小説は色々とありますが、"ブルース" を散りばめた小説は少ないと思います。 そんな感じの小説らしいので読んでみる事に。

「ディープサウス・ブルース」(Dark End of the Street)  
Ace Atkins (原著), 小林 宏明 (翻訳)
小学館 2004年3月発刊

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元プロフットボール選手のニック・トラヴァーズは、引退後趣味のブルース研究によって学位をとり、ミシシッピ州の大学で教鞭をとるようになっていた。 ニックの養父ジョジョは 〈ブルース・バー〉 を経営しており、ジョジョの妻ロレッタはかつての大ソウル・シンガーとして現役ミュージシャンからも尊敬の念を集めている。

そのロレッタからニックに依頼があった。 三十年以上前に失踪した弟クライドを捜してほしいというのだ。 クライド・ジャクソンは、やはり60年代に人気を博したブルース・シンガーだったが、ある事件をきっかけに消息を絶ち、すでに死亡したものと思われていた。

六ヶ月の身重の体だった妻と、バンド・メンバーが何者かに惨殺されたのだった。 ニックはロレッタの頼みを聞き入れ、30年前の事件について調べ始める。 行く先はブルースの聖地メンフィス。 果たして真相を掴むことはできるのか――。 メロウなブルースに乗せて送る魂のハードボイルド。


主役の "ニック・トラバース" シリーズの第3作目だそうで、第1作 『クロスロード・ブルース』(1998年、角川文庫)、第2作は未訳だそうです。 第1作の 『クロスロード・ブルース』 は "ロバート・ジョンソン" の幻のレコードが・・などと言う題材で書かれているようですが読んでおりません・・。

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作家のエース・アトキンス (Ace Atkins) は 1970年、トロイ(アラバマ州)生まれ。Auburn高校卒業後Auburn大学へ。 専攻は映画脚本。 NFLで活躍した著名なプロフットボール選手ビリー・アトキンスを父に持ち、自身も大学でフットボール選手として活躍。 1996年~2001年まではタンバトリビューンにお勤めしていた。仕事の内容は犯罪リポーター(記者)。ピューリッツア賞の候補に指名された事があるとの事です。

主役の "ニック・トラバース" ってのが "エース・アトキンス" 本人やろ~ (笑) みたいな感じで書かれておりますが、ブルースと南部がテーマなので雰囲気がある小説でございます。 が、ストーリーと展開がありきたりというか、惹き込まれるような感じはありませんでしたね~。 何と言うか、深さが無い感じで、読んだ後の満足感がありませんでしたわ。 至る所にブルースマンの名前が出てきたり南部の風景が伝わって来るので、その辺はなかなか面白い小説やと思いましたが・・・。 (´Д`)



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