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「リゾネーター Pickup 製作 その2」

2013.03.09.Sat.00:12
と言う事でリゾネーター・ギター用のピックアップ及びプリアンプを自作しようと思った訳でありますが、どのようなシステムにするかとか音の作り方とかは人其々なのでどれが正解などというのはありません。



それなりの音を出そうと思えばプロのミュージシャンが既に素晴らしい音色で演奏されてますので、それなりの投資をすれば比例してそれなりの音になると思っております。 音色を追求されたい方は是非浪費を惜しまずリゾネーター・ピックアップ・システムを構築して頂き、リゾネーター・ギター普及のために尽くして頂きたいと心から願っております。 (他力本願)

私のような素人は洒落で弾いておりますので投資したからといっても素晴らしい音にはなりません~。 もし最高級のピックアップを取り付けたとしても弾きこなす腕も無いので 「だからどうした?」 みたいな話になるだけでございます。 あくまでも遊びで製作してみる程度なのでその辺りは宜しくお願いします。


《システムを考察する》
最初に書きましたがアコースティック・ギターのようにボディの中にピックアップ & プリアンプ & バッテリーなどを入れてしまうと後から調整、交換がとても面倒な作業になってしまいます。 なので取り付けたピックアップを外部から調整出来るシステムにすれば良いという事になります。

パッシブのピックアップ単体なら出力は一つな訳で、そのまま "D.I" へでも入れれば問題有りませんが、2種類のピックアップを取り付ければ当然出力が二つになりますのでミックスしなければなりません。 今回はピエゾとマイクのブレンドにしようと思いましたが、あれこれ考えてみると 「オンボード・プリアンプ」 ってモノをサイドに取り付ければ一挙に問題解決する事に気が付きました。



ピエゾとコンデンサーマイクのブレンドも出来てバッテリーも入れれる。 音もある程度作れるし、チューナーも付いてるし・・と良い事尽くめなのでございます。 が、ユニットは結構な値段やしアコギ用に作られてるのでリゾネーターに付けて使える音にならなかった場合穴の塞ぎようが無くなります・・。 って事で、この案は却下致しまして最後の手段って事にしておきます。

ピックアップとしてはマグネットとダイナミックマイクのブレンドが電源も要らず最適と思いますが、それなりの音を求めるとそれなりの品物を購入する事となりこれまた高額になります。 格安ピックアップ・システムとしましては電子パーツ的値段で構築するので圧電素子 + コンデンサーマイクのカプセルをボディ内に仕込もうと思います。



コンデンサーマイクの場合電源が必要になりますが、内部には入れれませんので外部から電源供給する必要があります。 そんな事を考えてたら既に良いアンプがあったんですね~。 「L.R.Baggs Mix Pro」 ですわ。もしかしたらリゾネーター用に作られたプリアンプか?と思うくらいピッタリのアンプです。 これを購入したら自作する必要が無いって話ですが 1/10 程度の値段で作れそうなので失敗したら購入~って事に致しましょう。 (笑

最終案としては、ピエゾとコンデンサーマイクを自作。 ボディ内に取り付けてステレオ (2系統) で出力。アンプ部は OP-AMP を製作してステレオで受けて各ボリュームでバランス調整。 コンデンサーマイクへは電源供給可能にする。 (後日ダイナミックマイクにも対応出来るようにしておく) バランス調整された音をモノラルで最終出力するというシステムにしたいと思います。



後々ピックアップの変更やアンプの変更にも対応出来、少しづつグレードアップしていく事も可能なシステムだと思います。 取敢えずは格安自作ピックアップ・システムでどの様な感じかを掴むってのも有りかな~と思っております。 まぁ、半分遊びで製作して使える音ならそれに越した事は無いって感じでもありますが。 (笑


次回は 《ピエゾとマイクを製作する》 でございます。


続く・・。


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