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木材の違法輸入で違反金

2012.08.10.Fri.00:40
「ギターのギブソン社、木材の違法輸入で罰金2300万円」

8月7日 AFP】米司法省は6日、ギターの材料として絶滅危惧種の木材を違法に輸入した疑いがあるとされているギターメーカーのギブソン(Gibson)が、訴訟を回避するために米当局に35万ドル(約2700万円)の違反金を支払うことに合意したと発表した。



 米司法省のイグナシオ・モレノ(Ignacia Moreno)次官補は声明で、「ギブソン側は、同社が購入していたマダガスカル産の黒檀が、過剰な伐採を抑制し、木材の希少種を保護するとした趣旨の法律に抵触している可能性があることを認めた」と述べている。

 同省の発表によると、ギブソンは他にもインドから紫檀と黒檀を輸入しており、外国の希少な木材の保護を定めた米レイシー法に抵触していた可能性がある。

 同社は違反金30万ドル(約2300万円)の他、木材保護の促進に充てられる「コミュニティ・サービス納付金」として米国魚類野生生物財団(National Fish and Wildlife Foundation)へ5万ドル(約390万円)の支払いを科される。

 さらに同社は、2011年8月に政府に押収されたマダガスカル産黒檀を含む、木材の返還要求の申し立ても取り下げる予定だ。司法省によると押収された木材には、26万1844ドル(約2050万円)の請求書が付されていたという。

 ギブソン側は、裁判に至った場合に伴う訴訟費用を回避することを目的に調停に応じたと自社ウェブサイトで明らかにしているが、過誤があったとは認めていない。(c)AFP


とまぁ、昨年も話題になりましたが罰金と寄付をする事で一応は一件落着と言う話ですかね。良い材料が少なくなってるので他の楽器にしても同じことが言えます。 ついでに昨年の記事も掲載しときます。


2011年8月 「ギターの老舗ギブソン社密輸入の疑いで家宅捜査」

8月末に、連邦当局がアメリカテネシー州のギブソン社の工場を家宅捜査した。インドなどで保護されるべき材木を伐採し違法輸入して製造過程に使われていなかったかを調査するための家宅捜査だったが、今のところ起訴されていない。

ヘンリーCEOは、これまで17年間に渡り定期的に木材を輸入する中ではまったく問題がおきておらず、今回はできるだけ丈夫な木材を輸入しようとした中に、こうした問題のある木材が含まれてしまっただけと反論している。

アメリカにはレーシー法という法律によって違法伐採を禁止する法律がある。

ギブソン社は、フィンガーボード部分にインドからの輸入木材が欠かせないためそのパーツにはインドの木材を使用して製造してきたが、全てが違法というならば多くのアーティスト、販売されたギター類は全て押収されなければならなくなるが、そんなことは無理だろうとCEOは語る。

今回の件でギブソン社への影響は小さいものとみている。


これまたついでに 「黒檀」 とは

コクタン(黒檀、学名:Diospyros ebenum)とは、カキノキ科カキノキ属の熱帯性常緑高木である。別名エボニー、黒木。 原産地はインド南部からスリランカで、ほかの熱帯地方にも植樹されているが、あまり生育はよくない。 唐木のひとつで、代表的な銘木である。

利用
コクタンの木材は銘木として古くからよく知られ、材質は緻密で重く堅い。心材の部分が黒く、細工用の木材として、家具、仏壇、仏具、建材、楽器、ブラシの柄などに使用される。特にピアノの黒鍵、ヴァイオリンなど弦楽器の指板、カスタネット(打楽器)やチェスの駒などに用いられていたが、乱伐が進んでいる上、生育が遅いため、現在ではかなり希少品になっている。

産地が違うような近縁種の心材も黒檀と総称され、区別する場合は本黒檀、縞黒檀、青黒檀、斑入黒檀などと呼ぶが、日本において明確なルールは無い。


近い将来、良い材で制作されたギターは高価過ぎて手が出なくなるかも知れませんなぁ。 (@_@;)



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