Dynamic な奴 その2
2011.04.25.Mon.00:45
世の中にはマニアックな方々が居られまして、収集の対象になってるギターでもあります。 上位クラスに関しましてはそこそこの値が付いたりしておりますが、それ以外の機種は捨て値で売られております。
と、いうより 「物好きな方は持って行って下さい」 的ギターなのでありまして、「ゴミの日に捨ててあったので拾ってきた」 という話もよく聞きます。

オークションなど見ておりますと、押入れの奥から出てきた、納屋の掃除をしていたら出てきたなど、何十年も放置され埃まみれで状態もよく分からない代物として売りに出されてたりします。
しかしながら、ポツポツとでもコンスタントに売りに出されているのを見ると、当時YAMAHAさんはかなりの数を販売したのではないかと推測してしまいます。由緒ある名門の生まれなので半世紀経った今でも愛され続けているギターって事でしょうか。
(ほんまかいな・・・)

入手した Dynamic 君は何の汚れかわからへんけどかなり汚れております。 黒ずんでいるのか何か付着しているのでしょうか? そして何とも言えない臭いもしております・・。 カビが生えてるのは確かですわ。
割れ剥がれ等は無いようですがペグが曲がっております。 曲がりを直したら折れるやろうなぁ~と思いながらペンチで戻したら・・・やっぱり折れましたわ。(笑)
コレクターじゃないんでノーマルペグに未練はありません。 ペグと女は新しいに越した事は無いのであります。 新しいペグを注文してペグが届く間に掃除をします。

まずは邪魔なものを外して箱の中を掃除機で吸います。 ホースの先にφ10mm長さ600mm程度の柔らかいチューブを取り付けて穴から入れます。 これにより手の届かない端の方まで吸う事が可能になります。
コンプレッサーがあれば吹きながら吸うを繰り返せば効果的ですがコンプレッサーが無いので棒の先にウエスを巻き付けて中をグリグリして吸うを何度か繰り返します。 適当な性格なので 「中を掃除した」 という行為だけで満足致しました。
次は外回りです。 とても汚いので雑巾で水拭きします。ケミカルなど使用しません。安い値段で購入した奴なのでケミカル代の方が高く付いてしまいます。水拭き、乾拭きを繰り返して飽きるまで汚れを落とします。 性格上直ぐに飽きます・・・。

ラッカー仕上げなのでしょうか汚れの下からウエザーチェックが出現しました。 指板にも木目が現れ、箱に太い棒が付いていた物体がまるでギターのようになってまいりました。
(ギターやがな)
汚れ臭いが取れて改めて見回すと、かなり状態が良いギターのようです。 50年経ってますので当然傷はありますがそれほど酷い傷はありませんし、酷使された感じもありません。 フレットの減りも指板の減りも殆どありませんしネックの反りも無いようです。
鳴らしたい衝動に駆られますがここはぐっと我慢して乾燥させるため放置しておきます。
(ペグが折れたから弦が張れないって話だと思いますが・・・)
つづく
と、いうより 「物好きな方は持って行って下さい」 的ギターなのでありまして、「ゴミの日に捨ててあったので拾ってきた」 という話もよく聞きます。

オークションなど見ておりますと、押入れの奥から出てきた、納屋の掃除をしていたら出てきたなど、何十年も放置され埃まみれで状態もよく分からない代物として売りに出されてたりします。
しかしながら、ポツポツとでもコンスタントに売りに出されているのを見ると、当時YAMAHAさんはかなりの数を販売したのではないかと推測してしまいます。由緒ある名門の生まれなので半世紀経った今でも愛され続けているギターって事でしょうか。
(ほんまかいな・・・)

入手した Dynamic 君は何の汚れかわからへんけどかなり汚れております。 黒ずんでいるのか何か付着しているのでしょうか? そして何とも言えない臭いもしております・・。 カビが生えてるのは確かですわ。
割れ剥がれ等は無いようですがペグが曲がっております。 曲がりを直したら折れるやろうなぁ~と思いながらペンチで戻したら・・・やっぱり折れましたわ。(笑)
コレクターじゃないんでノーマルペグに未練はありません。 ペグと女は新しいに越した事は無いのであります。 新しいペグを注文してペグが届く間に掃除をします。

まずは邪魔なものを外して箱の中を掃除機で吸います。 ホースの先にφ10mm長さ600mm程度の柔らかいチューブを取り付けて穴から入れます。 これにより手の届かない端の方まで吸う事が可能になります。
コンプレッサーがあれば吹きながら吸うを繰り返せば効果的ですがコンプレッサーが無いので棒の先にウエスを巻き付けて中をグリグリして吸うを何度か繰り返します。 適当な性格なので 「中を掃除した」 という行為だけで満足致しました。
次は外回りです。 とても汚いので雑巾で水拭きします。ケミカルなど使用しません。安い値段で購入した奴なのでケミカル代の方が高く付いてしまいます。水拭き、乾拭きを繰り返して飽きるまで汚れを落とします。 性格上直ぐに飽きます・・・。

ラッカー仕上げなのでしょうか汚れの下からウエザーチェックが出現しました。 指板にも木目が現れ、箱に太い棒が付いていた物体がまるでギターのようになってまいりました。
(ギターやがな)
汚れ臭いが取れて改めて見回すと、かなり状態が良いギターのようです。 50年経ってますので当然傷はありますがそれほど酷い傷はありませんし、酷使された感じもありません。 フレットの減りも指板の減りも殆どありませんしネックの反りも無いようです。
鳴らしたい衝動に駆られますがここはぐっと我慢して乾燥させるため放置しておきます。
(ペグが折れたから弦が張れないって話だと思いますが・・・)
つづく
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50年経っておりますのでヴィンテージにしか出せない枯れた音が致します。単板なのでたまりません。
1960年頃、日本のメーカー数社が鉄線を張れるクラシックギターを製造しておりました。日本におけるフォークギターの前身モデルみたいなものだそうです。