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Gibson Blues King

2011.02.03.Thu.00:11
名前からしてそのままでありますが、ヤル気を起こさせるネーミングでございます。(笑

2007年製でありまして殆ど弾かれていない、ピックガードのフィルムも剥がされていない、ほぼ新品と言っても良い状態で購入致しました。 1年程使いましたのでそろそろ紹介というか感想などを書こうと思った次第であります。



なんと申しましょうか、演る音楽を選ぶ? 弾き手を選ぶ? もしかしたら専用? じゃないかと思うほど使い方が限られるギターってのが率直な感想です。

ギブソンがアーチトップから、フラットトップに移行する過程で、当初、手がけたのがスモール・ボディ・タイプのギター、L-0、L-1、続いて L-2、L-00、L-Century、Nick Lucus でありまして、Blues King は1932年発表の L-00 にて採用されたスモールボディシェイプを一歩前進させたモデルなのであります。

「この新しい "Blues King" は伝統的なLシリーズを一歩前進させた新デザインのボディを採用しました。 Lシリーズ・フラットトップ・モデルは、まだ黎明期であった頃のブルースマン達に支持され今日に受け継がれているモデルですが、我々ははこの "Blues King" が新しい世代のミュージシャン達に大きな未来を開く原動力ともなり得るモデルであると確信しています。」

と、ギブソンの会長兼CEOを務めるヘンリー・ジャスコヴィッツ氏がコメントしておりまして、ギブソン社のやる気がうかがえるギターでもあります。



小振りながらも歯切れの良さと、豊かなトーンを兼ね備えておりまして、中音域辺りにまとまった何ともインチキ臭い音なのでありますが、指弾きでカントリー・ブルースなんぞ弾いた日にゃ思わずニヤけてしまう程たまらんギターなのでございます。

なんや良いギターの様に書きましたが、指弾きでカントリー・ブルース弾く以外はただの単板のギター? ヘッドに Gibson って書いてるでぇ~程度のギターじゃないかとも思うわけです。 ピックでのストロークでは 「なんじゃこりゃギター」 なのであります。

実際、ネットで検索しても J-45 の記事は沢山ありますが Blues King を 「使ってまっせ~」「ええギターでっせ!」 という記事がほとんどありません・・・。 小ぶりなギターって事でリビングでつま弾くとか女性の方も弾き易いから購入したけど 「良いギターと思ってない」 または 「カントリー・ブルースを弾いてない」 かのどちらかや思いますわ。 (ほんまかいな)

勝手な事ばかり書きましたが指弾でブルース弾いてる俺には最高に良いギターや思っとります。 "Blues King" 抱えてカントリー・ブルースを弾くと気分は戦前のブルースマンなのであります~。


つづく・・。


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