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録音ってもの

2010.10.23.Sat.00:24
最近の音楽を聴いていて改めて思った事なのであるが、最新の技術
によって制作された音楽ってものは素晴らしいと言うか、美しいと言う
か、音が溢れていて、それが整えられひとつの空間がそこに存在して
いるのである。



録音・編集する技術や機器の進歩については理解しているつもりで
あるしそれが当然である事も。

音が弄られて行く過程の中で魂が薄められていく様な気もする。


カーボンマイクに向かいギターを弾きながら歌った音は、管球式の
ドライヴィング・アンプで増幅され、直接カッティング・マシーンで刻
まれる。

その憂欝な音楽というものは、あまりにも生々しく魂が聴こえてくる。



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