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ブルース考察

2010.09.15.Wed.00:22
修業を積んだ僧が辿りつく境地とやらに「悟り」と言うものがあるらしく、
それが一体どういうものなのか、自分もその境地とやらに辿りつけるも
んやろか?などと言う実態の無い「悟り」と言うものを結構若い頃から
考えて生きて来たりするのであります。



つらつらと考えますとブルースってものと相反するんじゃないかと思う
訳ですな。人間の感情・欲望などを越えた所に「悟り」と言うものがあ
るとしたら、ブルースなんてものは煩悩そのものな訳で、それを悟って
しまったらブルースにならへんやろ!ちゅー事ですわ。

ひとつ外した所から見れるようになると見えてくるものが確かにありま
すが、煩悩が200%オーバーの俺には境地とやらに辿りつく事は不
可能ってもんです。

ブルースってものが煩悩の塊であったにしろ、老いたブルースマンが
醸し出す枯れた味わいってものは「何かの境地」に入っているに違い
ないと思ったりもする訳で、やはり目指す所はその辺の「境地」だっ
たりしたらやはり何かを悟らないとあかんって事でしょうか。

結局どないやねん! って話やねんけど、死ぬまでブルースしてたら
何か答えが出るかもしれんって事かなぁ~。


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