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ハーモニカ の歴史

2008.03.23.Sun.01:51
紀元前3000年頃に中国でシェンと呼ばれる自由にビブラートの出来るリードを持った楽器があったそうです。


1821年 ベルリンに住んでいた楽器製造業者の息子。クリスチャン・フリードリッヒ・ブッシュマン当時16歳が、リードオルガンの調律用に15のスチールリードと音室を持った長さ10センチくらいの口で吹く検音道具を作りました。
楽器としては幼稚なものだったのですが、彼自身が演奏して人々に聴かせているうちに「アウラ(AURA)」とか「ムント・エオリーネ」と呼ばれるようになり愛好者も増えていったそうです。

1827年
 南ドイツのトロッシンゲン在住のクリスチャン・メスナーという時計職人(?)が、ウィーンで大流行していたハーモニカに改良を加えマウス・ハープと呼ばれるものを作りました。
やがて事業としてハーモニカの製造を始めました。メスナーのハーモニカが今日のハーモニカの原型になったらしいです。

1857年
マティアス・ホーナーがメスナーなどが企業秘密にしていたハーモニカの製造法をマスターして自分の会社を設立。
カナダに住んでいた従兄に初めて自分で作ったハーモニカを6本商品見本として送り、6ドルを手にしました。これが記念すべきアメリカ大陸への初輸出だったそうです。

1865年
ニューヨークからべナリーという人物がトロッシゲンを訪れてホーナー社と大口の契約を交わす。

1896年
ホーナー社 業界トップの座を占める。

日本にハーモニカが輸出されるようになったのもこの年。



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