fc2ブログ

「たくわん」 憂歌団

2009.09.13.Sun.21:51
若かりし頃の 憂歌団 ですわ。

詞:沖てる夫 曲:内田勘太郎 でございます。



沖てる夫 の歌詞は面白いです。 初期の憂歌団に異様に馴染んでますわ。


「丘の上勘ちゃん食堂」より

モア(始めてキムラ君と二人で演奏させてもらったお店)で知り合った友達と大阪天王寺で遊んでいる頃、何の拍子か名古屋出身の人達と知り合いになった。ヒマと云うキーワードが我々を呼んだのでしょうか。面白そうな人達と付き合う事は今も昔も面白いのだ。沖てる夫もその中の1人。沖さんとはそれから少しして二人で曲を作り出すのだがそれは後の事。

ある時沖てる夫の実家に遊びに行こうと話がまとまった。近鉄名古屋線の特急に何人もで乗り込み缶ビールの栓を抜く音がディレイの如く重なる。慰安旅行の趣き。慰安されるべき仕事などはしておりませんのでしたが。着いた所は愛知県津島市。だだっ広い平野の真ん中にどかんと建っている土建屋さんがご実家。木曽川の河原にトラックを転げ落としたり(これ私......)、あぜ道にひそんで誰か来たら花火で驚かそうと待てど暮らせど誰も通らなかったり。津島神社の参道で売っている伝統菓子の余りの堅さに笑うしか無かったり。時には名古屋に出て現E.L.L.の社長がバイトしていたロック喫茶に行って迷惑がられたり。味噌煮込みうどん、味噌カツ等々周知の材料が組み合わせ次第でこうなるのかと独特の文化だなぁと思ったり。そうそう大須の百老亭の餃子も美味しかったなぁ。沖てる夫もその友人の淋太も文章なんかを書く、当時の私からすれば異色な人達だったのです。

(勘太郎 談)





スポンサーサイト



コメント

管理者にだけ表示を許可する