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Mississippi John Hurt

2009.06.13.Sat.23:55
最近、Mississippi John Hurt を、ちょっとだけ練習してみたりしてます。(笑)



1893年7月3日、 Mississippi 州 Teoc 生まれ

John Hurt は Mississippi で育ち、そこで独学でギターを覚えた。
彼は農場労働者として働き、しばしば地方のダンス会や教会の会合で演奏した。

1928年に Okeh Records にタレントとしてスカウトされ、Memphis と New York に行き、
13曲を録音した。そのうち7曲だけがリリースされている。

その後録音のチャンスに恵まれず、田舎に戻り、小作農として細々と暮らしていた。
時折、Avalon 地区で演奏した。

John Hurt は行方不明の歌手としてブルース・マニアの間で伝説化していたのだが、
ブルース研究家の Tom Hoskins が、ハートの “Avalon is my hometown, always
on my mind (故郷アヴァロンは、いつでもわが心にある)” という歌詞に注目。
その地を徹底的に探り、居場所をつきとめた。

1963年 John Hurtが “再発見” された。71歳であった。

その年のNewport Folk Festivalに出演し、大喝采を浴びた。

1966年に亡くなるまでの3年間、アメリカ全土をツアーし、カレッジ、コーヒーハウスや
多くのフェスティバル(その中には、1963年~65年のNewport Folk Festivalもある)
に出演。

60年代初期のフォーク・ファンの心を掴んだHurtは、全国放送のブルース・ドキュメン
タリー番組 "This Hour Has Seven Days" にも登場した。
そして、Vanguard Recordsで3枚のアルバムを制作した。

綺麗なフィンガー・ピッキングのギターと穏やかな曲調、ほのぼのとした人柄で、
1960年代に再発見された伝説のブルースマンの中で最も愛された人物となった。



1960年代初期に現れた多くのフォーク・アーティスト達に大きな影響を与えた。
Bob Dylanを始め多くのアーティストが、Hurt の工夫に富んだフィンガー・ピッキングや
つつましいブルースに対し、賛辞を送っている。

1966年11月2日、Mississippi 州 Grenadaにて心臓発作を起こし、惜しまれながら死去。


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