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Live報告 「Blues 伝道 Project 第55&56弾!」

2015.11.29.Sun.01:22
2015年11月21日 尾道 「OYE COMO VA」 にて

2日続けてのライブ初日はホンマ久しぶりな尾道 「OYE COMO VA」 でございます。 相変わらず集客出来ずに演らせて頂いておりますが、お仏蘭西から来られた御夫婦が偶然にもお店に来られまして、これまた偶然にもブルースが好きとの事で、何や分からへんけど盛り上げて頂きまして、楽しいライブとなりました。

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仏蘭西人の旦那さんはデルタブルースが好きだったり、仏蘭西語のイントネーションの違いで意味が違ったりなど、何だかんだとライブ後も楽しかったですわ。

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先日制作した Cigar Box Guitar (CBG) を初投入致しましたが、エレキギターの様に音を作った方が良さそうですね。 Tanyさんのアンプを使わせてもらいましたが、それっぽい音になるので今後の課題でございます。 CBG が2本なライブってのは、田舎ではなかなかお目にかかれないと思いますので、今後も投入したいと思います。

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トリはマスターのおさむさん。憂歌団が良い感じでございました。


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2015年11月22日 神辺 「HIDEAWAY」 にて

ライブ2日目はホームな 神辺 「HIDEAWAY」 であります。 メンバーも変わるので新鮮と言えば新鮮でございます。 今回も 「玉ちゃん」 がブルーズなオリジナル曲を作ってきてくれましたが、いくらでも湧いてくるとの事で、福山の "Willie Dixon" と呼ばれるかもしれないとか・・・。

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TanyさんはまたまたCBGでございますが、4弦なので普通にギターの様な感じで弾けるようです。 私のは3弦なのでスライドの方が向いてるようですね。 音についても試行錯誤で面白いですわ。

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「ひこ&ちあき」 は若かりし頃制作した曲など御披露。 ちあきさんも良い感じになってきました。 今後も楽しみです。

パートを変えながらセッション風に演ったり致しまして、色々有りのブルース伝道ライブなのでありました。

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HIDEAWAY 2015年12月 予定

2015.11.26.Thu.00:05
2015年12月 HIDEAWAY スケジュール

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Charge with 1drink   ※開演時間に御注意ください


1日 (火) 20:00~ 
鬼頭つぐる (Vo.G) ¥2,000

3日 (木) 19:00~
とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

4日 (金) 19:00~
BLUES JAM SESSION  ¥1,000

5日 (土) 20:00~ 
MEET JOHN ビートルズ特集 ・ THE MEATLES ¥1,500

6日 (日) 20:00~ 
TOKU(Harp.Vo.)・DAN(Vo.G)・哲(Vo.G)・OZZY(Vo.G) ¥1,500

7日 (月) 19:00~
BLUES JAM SESSION  ¥1,000

8日 (火) 19:00~
とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

10日 (木) 19:00~
とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

11日 (金) 20:00~ 
豊田勇造 (Vo.G) 、TOKU、赤木、延谷 ¥2,500

12日 (土) 20:00~ 
Blues 伝道 Project (Acoustic Blues)  ¥1,500

14日 (月) 19:00~
BLUES JAM SESSION  ¥1,000

15日 (火) 19:00~
とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

17日 (木) 19:00~
とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

18日 (金) 20:00~ 
TOKU(Harp.Vo.)・DAN(Vo.G)・木下(Piano)アコースティック・ソウル ¥1,500

19日 (土) 20:00~ 
TOKU & Mystery Train (Blues)  ¥1,500

20日 (日) 20:00~ 
AKAGI'S Night - トックンリューチ (TOKU&赤木)- ¥1,500

21日 (月) 19:00~
BLUES JAM SESSION  ¥1,000

22日 (火) 19:00~
とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

24日 (木) 19:00~
とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

25日 (金) 19:00~
BLUES JAM SESSION  ¥1,000

26日 (土) 20:00~ 
DAN ALL STARS (R&B) ¥1,500

27日 (日) 20:00~ 
T.I.S (Lips Live) ¥1,500

28日 (月) 19:00~
BLUES JAM SESSION  ¥1,000

29日 (火) 19:00~
とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

30日 (水) 19:00~
とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

31日 (木) 18:00~ 
とび入り年越ライブ ¥1,500



■ お問い合わせ
〒720-2117 広島県福山市神辺町下御領1383-4
TEL:084-965-0410 

Facebook Page
https://www.facebook.com/livehousehideaway



PW-CT-12

2015.11.23.Mon.00:10
ダダリオ Planet Waves マイクロヘッドストックチューナー PW-CT-12 でございますが、これを使い出したらクリップ式のチューナーが面倒になってきますね。 クリップ式のチューナー自体も、多様化され、お手頃な値段になってそれ程経っていないような気もしますが、ここまで小型化され、尚且つ値段もお手頃なのには驚きますわ。

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ヘッドに着けっぱなしでも邪魔にならないので便利でございます。 しかしながら、数本使用する場合は付け替えが面倒なので、使用本数分チューナーが必要となるって話ですな。そんな感じなので "2個セットパック" としても売られております。

ホンマにエエ世の中でございますが、私としましては "絶対音感" をお持ちの方が羨ましい限りでございます・・・。





Republic Guitars その6

2015.11.20.Fri.00:31
暫く放っておいた Republic Texas Style O でございますが、久しぶりに弄ってみました。 出来の悪い子供ほど可愛いと申しますが、あれこれと手を加えて少しでも使えるギターになれば、弄り甲斐もあるというものです。 (弄り甲斐はあっても可愛くは無いですが・・・)

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まずは Republic Guitar を所有されている方の定番と言いましょうか、コーンを交換致します。 コーンも色々あるので、どれが良いかってのは試してないので分かりませんが、どうせ交換するなら "National" のコーンでしょう~。 凹んだコーンがあったので、それと交換いたします。 凹んでいても "National" は "National" でございます!

YouTube などで、えらい良い音がする "Republic Guitar" は録音の仕方や機材、加工にもよりますが、交換されている可能性大ですね。 りぱぶりっくってええやん! と勘違いするかもしれません・・。

そして、何時見ても腹の立つ元々のビスケットを、修正と言うか改造と言ったらいいのかわかりませんが、溝を掘ってタスクのブリッジを嵌め込みました。 面倒な作業の割には、見た目は当たり前の姿なのでございます・・。

って事で、出来の悪い子供 (Republic Guitars) も人並みになったようでございます。 コーンの交換で響きが格段にアップ致しまして、"National" に少し近づいた? 感じであります。 "Republic Guitar" というお手頃なリゾネーターで、ペグの交換やらコーンの交換で使えるリゾネーターになるなら、これも一つの選択肢ではないかと思います。

まぁ、どれが良いギターかなんて事は、何を演るかとか考え方とか好みがあるから何とも言えませんが、少し弄って (セッティングして) 弾き易くなったり、気持ち良く弾けるようになればそれに越したことはないと思います。

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って事でこれまでの経緯などはこちらから

Republic Guitars

Republic Guitars その2

Republic Guitars その3

Republic Guitars その4

Republic Guitars その5






「Sherika Sherard」

2015.11.17.Tue.00:05
Sherika Sherard (シェリカ・シェラード)  
1991年5月29日 イギリス、ロンドン生まれ
HP:http://sherikasherard.com/

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ブルース関係ではありませんが、最近 YouTube で知りまして、久しぶりに "おぉ!" ってな感じがしたので掲載してみました。 Street Performer として演奏してたようですが、動画がきっかけで世界中の方が彼女を知ることになったようです。 (私もですが・・・)



詳しい事はよく分かりませんが、インタビュー記事がありますので気になる方はチェックして下さいませ。
「BLACK BALLAD」


今年、デビュー・アルバムをリリースしたようです。

「Just Saying」 (2015年) レーベル: Spinnup

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1.Intro (Lights Down Low)
2.Sending Kisses
3.So Sweet
4.Games
5.Write Me A Letter
6.We don't Need a Reason
7.Give Me a Job
8.Red Carpet
9.Amour
buy track
10.Free World



『Between the World and Me』

2015.11.14.Sat.00:15
アメリカでベストセラーになった本らしいのですが、翻訳されてないので読めません・・・。 (´Д`) 「Newsweek ニューズウィーク日本版」 に掲載されている渡辺由佳里 さんの 「ベストセラーからアメリカを読む」 というコラムより。


白人が作った「自由と平等の国」で黒人として生きるということ (2015年11月11日)

 Ta-Nehisi Coates (タネヒシ・コーテス) は、犯罪と暴力が日常茶飯事のメリーランド州ボルチモアで生まれ育ち、ワシントンのハワード大学を中退した後、由緒ある月刊誌 The Atlantic で政治・社会論評の記事を執筆するようになった珍しい経歴の黒人ライターだ。 (筆者注:アメリカではBlackのかわりにAfrican Americanと呼ぶのが政治的に正しいという人もいるだろうが、著者自身がBlackと使っているので、ここでも「黒人」という表現を使わせていただく)

 人種問題の改善策についてオバマ大統領とは異なる見解を持ち(ここで紹介する本に彼の意見が詳しく書かれている)、アメリカでの黒人差別を語る上で最も重要なライターのひとりとみなされている。

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『Between the World and Me』 は、1963年に刊行された 『The Fire Next Time』 からインスピレーションを得た Coates が、14歳の息子に語りかける形を取ったエッセイだ。 The Fire Next Time は、黒人作家 James Baldwin が、14歳の甥に向けて書いたエッセイであり、1960年代に人種問題を掘り下げて書いた本として知られている。

 ふつうの読者は、「アメリカ人の父が息子に与える言葉」 というと、「アメリカは誰にでも機会を与える素晴らしい国」 だから、「大きな夢を持て」 という内容を予想するだろう。

 だが、この本は全く逆なのだ。

 Coates は、アメリカに存在する夢のことを、「美しい芝生がある完璧な家、メモリアルデー (戦没将兵追悼記念日 )に隣人が仲良く前庭に集うバーベキューパーティ、ツリーハウス とカブスカウト、ペパーミントの香りがして苺のショートケーキの味がするもの・・・(It is perfect houses with nice lawns. It is Memorial Day cookouts, block associations, and driveways. The Dream is treehouses and the Cub Scouts. The Dream smells like peppermint but tastes like strawberry shortcake.)」 と表現する。そして、彼自身がこの夢に逃避していたかったと告白する。

 だが、それは自分たち黒人には不可能なのだと Coates は息子に語りかける。 なぜなら、祖国アメリカは黒人を犠牲にしてできあがったものであり、それを忘れ、都合が悪いことがあれば目を背けるのがアメリカンドリームだからだ。

「国民の自由と平等」 を掲げるアメリカだが、建国時にはこの 「平等な国民」 に黒人奴隷や女性は含まれていなかった。 それに、アメリカの初期の富は、 黒人奴隷を所有物として消費することで産みだされたものだ。 「美しい芝生がある家や隣人との和やかな交流」 というアメリカらしさも、その歴史の上に積み上げられたものであり、アメリカの歴史は、「国民の平等」 といったイノセントな嘘をいくつも夢に書きかえてきた。

 アメリカは国民を平等に扱うはずだ。そして、国民を守る神聖な誓いをしているのが警察官だ。

 それなのに、おもちゃの銃を持っていただけの12歳の少年、武器を持っていなかった18歳の少年、路上でタバコをバラ売りしていた43歳の男性が、黒人というだけでいとも簡単に警察官に殺されている。 (ニュースサイトBuzzFeedにも最近の例が載っている)。 黒人は、少しでも疑いがある行動をしたり、言い返したりしたら、肉体を破壊される可能性があるのだ。

 だから黒人の親はわが子に、「おもちゃでも銃を持ってはいけない。フード付きのジャケットは着てはならない。警官にどんなに侮辱されても言い返してはいけない」 と教えなければならない。黒人の大統領がいても、それがアメリカの現実なのだ。

 何の罪もない18歳の黒人青年マイケル・ブラウンを殺した警官が無実になった日、アメリカの正義を信じられる恵まれた環境で育った Coates の息子は、その 「夢」 を失い、自分の部屋にこもって泣いた。

 それに胸を痛めながらも、父は息子の肩を抱いて 「大丈夫だ。心配するな」 と慰めはしなかった。

 なぜなら、彼自身が一度として 「大丈夫だ」 と信じたことがなかったからだ。

 Coatesの父親はかつて息子にこう語った。
「that this is your county, that this is your world, that this is your body, and you must find some way to live within the all of it. (これがおまえの国で、これがおまえの生きる社会で、これがおまえの身体だ。このすべての中で生きる方法をなんとかして探すんだよ)」

 そして父になったCoatesは息子にこう語る。
「the question of how one should live within a black body, within a country lost in the Dream, is the question of my life, and the pursuit of this question, I have found, ultimately answers itself. (夢に没頭している国で、黒人の肉体を持っていかに生きるべきか、という問いは、私の人生そのものへの問いかけであり、それを追求すること が、最終的には答えになるとわかった)」

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このように、著者の息子に代表される若い世代の黒人読者を想定して書かれたエッセイなのに、発売後になぜか白人読者からも高く評価され、ニューヨーク・タイムズのベストセラーになり、ついに今年の全米図書賞の候補にもなった。

 話題になったきっかけのひとつは、ノーベル文学賞受賞者トニ・モリスンの推薦文だ。モリスンが 「required reading(必読書)」 と呼んだおかげで、ツイッターでも「モリスンがそこまで褒めるなら読まなくちゃ」という感じで盛り上がった。その 中には白人読者もたくさんいた。

 この思いがけない白人フォロワーたちに、Coates は戸惑っているようだ。 The Daily Beastの取材でも次のように不思議がっている。

「I don't know why white people read what I write (なぜ白人が僕の書くものを読むのかよくわからない)」、「I didn't set out to accumulate a mass of white fans. (白人のファンを大量に集めようとして書いたわけじゃない)」

 彼が言うように、白人読者を意識した部分はないし、そもそも彼は、白人の考え方に合わせたご都合主義の表現を嫌うライターだ。散文詩的な Coates の文章を理解するのは難しいが、語っている内容は、歯に衣を着せない率直なものだ。

 アメリカは、黒人をモノとして保有し、使い、取引することで富と力を得た国であり、その歴史がアメリカの白人と黒人の間にいまだに深い溝を作っている。

 その深い溝を埋める方法を提案するでもなく、溝に橋をかけようとするオバマ大統領の手法にも賛成しない。 多くの人々の努力で達成した進歩もさほど評価しない。 そんな Coates の言葉に、「じゃあ、私にどうしろと言うのか?」 とフラストレーションを覚えたのは事実だ。

 だが、Coates は、私のためにこの本を書いたわけではない。彼は、「わかってくれ」 などとは頼んでいない。

 このエッセイは、白人が作り上げた都合のよい夢に没頭している国で、「黒人の肉体を持っていかに生きるべきか?」 という Coates 自身の人生の問いを追求する試みなのだ。

 最後まで読んでも答えが見つからないのは当たり前だ。 著者自身がまだ答えを出していないのだから。

 Coatesは、簡単な答えを読者に与えてくれるほど親切ではない。 息子にも 「dream(夢見る)」 ではなく、「struggle(あがけ)」 と語りかけている。

 そんな読者への挑発が、このエッセイの価値であり、全米図書賞候補にも選ばれた理由だろう。

http://www.newsweekjapan.jp/watanabe/2015/11/post-9.php


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渡辺由佳里

兵庫県出身。1995年から現在までアメリカのボストン近郊でビジネス講演者の夫David Meerman Scottと二人暮らし。

職歴は、助産師、日本語学校のコーディネーター、広告業、外資系医療製品製造会社勤務などさまざまで、小説を2作刊行した後、現在はエッセイ執筆、翻訳、洋書の紹介、夫の会社の雑用重役 (ちゃんとお給料をもらう仕事)などをしています。

通常は、エッセイを書いたり、翻訳をしたり、洋書のご紹介をしたり、
日本の子供に洋書の読書指導をしたりしています。

http://www.yukariwatanabe.com/





Cigar Box Guitar ≪レビューなど≫

2015.11.11.Wed.00:16
弦を弾 (はじ) けば音が出るってな感じで、音楽理論など解らないままギターを弾いておりますが、ギターって弦が3本でも問題無いんですね・・・。 チューニングはオープンG (G・D・G) にしましたが、オクターブが違うとはいえ、3本あっても2本は同じ音ですよね? なのに違和感もそれ程感じず普通に弾けます・・。 と言うか、普通に弾けるのには驚きましたわ!? (何が普通かはよくわからんが)

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そして、もうひとつの驚きが、そのオープンGチューニングのままでオープンDの曲も普通に弾けるんですね・・・。 当然 key は違いますが、こちらも違和感無いです。そして、更に驚きなのが、ラグタイムっぽくも弾けてしまうんですね~。 弦が3本しかないのに予想を遥かに越えた面白さでございます。 (@_@;)

シガーボックスギターをあれこれと見ていると、2 string のギターもありまして、成る程!そういう事なのか~と理解出来ますね。 Diddley bow (ディドリー・ボウ) と呼ばれる single-string ギターもございます。 昔のブルースマンなどが、「子供の頃針金張って弾いていた」 って話しは動画や本で読んだりしておりましたが、これもまた違う世界の話みたいな感じで捉えておりました。 試しに弾いてみると曲によりますが1本の弦でも十分成り立ちますね~。

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目から鱗が落ちまくっております。 面白過ぎます! もしかしたら弦が少ないほうが楽しいのかも知れませんな。 打楽器を叩いていると、純粋に 「楽しい!」 ってのがあるけど、シガーボックスギター弾いてるとそれと同じ感覚で、弾いていて楽しいですわ。 シガーボックスギターの動画を見ていたら、ピックアップ付けてエレキギターのような感じで演奏しているのが多いので、その様な物なのかと思っておりましたが、実際に弾いてみると普通にアコースティックなギターでありました。

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しかしながら、生音がしょぼ過ぎるので電気的に加工しないと成り立たないって感じや思います。 凝りだしたらピックアップコイルも自作するようなので、機会があれば試したいですね~。 なんせ手作り感を全面に出すのがステイタスみたいなギターなので、凝りに凝ったシガーボックスギターを観てるだけでも楽しいですし、次はどの様な感じで作ろうか? なんて事も考えてしまう妖しい世界でもありますなぁ。

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私もそうでしたが、実際に弾いてみないと、この面白味は分からないかも知れません。

お試し下さいませ~。





Cigar Box Guitar ≪制作編≫

2015.11.08.Sun.00:11
小学生の頃、学習研究社の 「科学」 と 「学習」 って本がありましたが、毎月付録が楽しみでした。 特に科学の本は実験出来る付録だったので、子供にとってワクワク感がたまりませんでしたなぁ。 そして、エエ歳のオッサンもワクワクする工作セットが沖縄から到着しました。 注文から届くまで思ったより早かったのでありますが、航空便なんですね~。 良い時代です。

キット内容としてはペグやら弦やら入っておりますが、何と言ってもメインは箱とネックでありまして、この2つが加工されていれば殆んど出来たようなものでございます。 特に、ネックを加工するのが一番手間がかかる作業ではないかと考えられますが、このキットではネックの形成と指盤及びフレットまで打ってあるので、あまり加工することも無く説明書見ながら組み立てれば完成するようになっております。

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今回はサウンドホールカバーを付けようと思ったので、トップにホールソーで穴を開けました。 (トップと言うのか蓋と言うのかよくわかりませんが) 箱の材が柔らかいので加工はし易いのですが、手荒く扱ったら割れそうです。ほんまやったらそれなりの作業台で作業したいところですが、何時ものように部屋の中で電動工具を使用するのでございます…。 (掃除が大変) ヘッドの角も少し落とします。

加工後、サンドペパーでバリや面取りして、一番時間がかかる作業である塗装を致します。 組み立てるのは何て事無い作業ですが、何が時間かかるかと言えば塗装であります。 本来なら薄く塗って乾燥させてペーパーかけて、また薄く塗って乾燥させてペーパーかけて・・・を繰り返さなければ綺麗な仕上がりとならないのでありますが、気が短い私は待ってられません~!

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ペタペタ塗って表面が乾いたらまた塗って、って感じで塗装するので、コテコテなマダラ模様になってきました・・・。 我ながらアホやわ~情けないわ~と思いながらも、良く見ればエエ感じの風合いが出てたりしまして、これはこれでOKやん! とブツブツ独り言いいながら作業するのでございます。 塗装が完了したら部品を組みます。

ペグの取り付けと、ワンポイントとしてヘッドに装飾品を付けてみました。 ピエゾはむき出しのままなので、ごそごそしてたら半田が剥がれましたがな・・・。 取り付けたら触る事は無いと思いますが、一応収縮チューブで補強してトップ裏に張り付け、ネックを嵌めて蓋をします。 最後に弦を張ってブリッジの位置を決めれば完成です!

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早速試奏しましたが、面白いですね~。 ブリッジを適当に置いたのにピッチも合ってるし、ちゃんとギターになってますわ。 (笑) ラインは其なりの音を作る必要があると思いますが、生音が結構面白いです。柔らかい材がアコギに無いチープ感を出してるし、2つのサウンドホールが良い仕事してます。 適当に弾いても其れっぽいし (其れってナニ?) スライドしてもエエ感じですわ。

って事で、至れり尽くせりの工作キットなので、夏休みの工作宿題みたいな感じで楽しく簡単にシガーボックス風ギターが作れます。 とは言え、少々のギターの知識と、アコギのメンテナンスとか出来るレベルは必要かもしれませんね。 今回は制作見本のようなデザインで制作致しましたが、オリジナルのデザインで制作も出来ますし、今後シガーボックスで自作する参考にもなる良いキットではないかと思います。


次回は弾いた感想など・・。







Cigar Box Guitar

2015.11.05.Thu.00:26
スライドってものを始めた頃から気にはなっていたギターなのでありますが、一般市民には無縁のモノだと思っておりました。 この様なモノに手を出したら最後、堅気の生活に戻れなくなるに違いない・・・などと気にかけない様にしておりました。 が、

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スライドも何となく出来るようになってきた今日この頃、もしかしたら此のギターもスライドで弾く事が出来るかも知れない・・?! などという身の程知らずなスケベ心が湧いてきた次第であります。

其れだけなら未だしも、工作意欲まで湧いてくるから困ったものですわ。 またもや禁断の領域に足を踏み入れてしまったのかもしれません・・。 (´Д`)  って事で、あれこれと調べてみたら何となくゼロから作れそうな感じなのですが、取りあえずはどのような感じなのか味を利いてみないと分かりません~。

シガーボックスとネック用の角材が必要か?などと調べておると、日本でも制作しているお店がありました。 沖縄読谷村にある有限会社マチダヤ・コーポレーションという三線を製造している工房であります。そこでシガーボックスギターも製造しているとは驚きました・・・。

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当店は、沖縄の伝統楽器、三線をメインに弦楽器を製作するメーカーです。
沖縄三線とウクレレをミックスしたサンレレなど新しい楽器も製作販売しております。
サンレレの演奏方法を研究している際に見つけたのがシガーボックスギターです。
また、シガーボックスギターが当店で販売しているカンカラ三線に歴史的背景が似ているので興味を持ちました。
工房には、ギター職人と三線職人がおりますので皆さまのご要望にお応えできるよう頑張って参ります。


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なんと! シガーボックス ギター キット(厳密にはシガーボックス風ギターキット)の販売もしてるとの事で、取り敢えず小手調べに注文してしまいましたがな・・・。 これでまた怪しい世界に足を踏み入れてしまいましたなぁ。 (@_@;)

後日制作の様子などUP致します・・・。





Live報告 「Blues 伝道 Project 第54弾!」

2015.11.02.Mon.00:18
2015年10月31日 神辺 「HIDEAWAY」 にて

何だかんだと言いつつも54回目でございます。 ホンマに久しぶりな山室氏が参戦してくれました。 タイミングよく渡辺氏も参戦でございます。

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ウクレレで毎回オリジナル曲を数曲作ってくる 「ウクレレさん (と呼んでいた)」方のお名前が 「玉ちゃん」 と判明したり(申し訳ございません)、ドラム教室通い始めて5か月のお姉さん(名前訊いてない・・)も参戦してくれたり致しまして、何がどうやらわからないまま続けてるとも言えますなぁ。

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其々の思いがあるんやけど、ブルースのライブって形で其々が自分の思う事を演ってるって感じだと思っております。 逆に言えば変なブルースの縛りに囚われる事無く、其々の表現が出来る訳でありますが、「ブルースライブですねん!」 と言っているので、何となくそれを意識して演って頂いてるような感じでしょうか。

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とまぁ、そんな感じで緩々なブルースライブでございますが、数をこなせばそれはそれなりに形にもなってくるので、ボチボチと続ける事も大切でございます。 ライブの報告になってませんが、たまにはこんな感じで演ってる話など・・。(今更)

来月は11月21日尾道「OYE COMO VA」、22日神辺「HIDEAWAY」と、2日連続のブルース伝道ライブであります。 カントリーブルースに興味のある方は是非ともお越しくださいませませ。 m(__)m