fc2ブログ

「Jessie Mae Hemphil」 その4

2013.05.30.Thu.00:19
1962年から1980年までアメリカの音楽の歴史家、作家、レコードプロデューサー、写真家である 「ジョージ・ミッチェル」 によって録音された南部カントリーブルース、フィールド・レコーディング・シリーズの中の一枚でございます。



Jessie Mae Hemphil- The George Mitchell Collection (Vinyl LP)

Side a: Home Going、I Want To Be Ready
Side b: interview

1967年に録音はしたがリリースされなかったってやつですわ。 Jessie Mae が44歳の時なのでこれが残っている一番古い記録だと思います。

「アラン・ローマックス」 氏と同じように民俗音楽の研究と収集をしてくれたおかげで、この様な貴重な録音を聴く事が出来るのでありますな。 ありがたい事です。

『The George Mitchell Collection』 として南部カントリーブルース、フィールド・レコーディング・シリーズのCD45枚BOX SETなるものが販売されておりまして、これは是非とも入手せなあかんと思っております。

泥臭いブルースを追及しているわけでは無いけど、マイナー過ぎて誰やねんそれ?的なブルースマンばかりなので話の合う人が居なくなってきておりますわ・・。(´Д`)



スポンサーサイト



Live報告 「因島 S・F・J」

2013.05.27.Mon.00:14
2013年5月26日 尾道市因島 「大浜公園 アメニティ交流棟」 にて

天気にも恵まれ最高の野外コンサート日和となりました。




毎年春と秋に開催しておりますが今年で何と!10年目を迎えたという事ですわ。 素晴らしいですね~。 なんやかんやと言っても10年続ければ運営してますがな~と自慢できると思いますよ。




って事で、今回は大々的に宣伝したようで、新聞にも掲載、取材も来てたのかな?今までに無い程お客さんが来られてました。 しまなみ海道をサイクリングしていた方も因島大橋を渡り下った公園なので休憩がてら聴いていたようです。




お馴染みの方々、久しぶりに来られた方々、初めて参加の方々と、毎回顔ぶれが変わる楽しいコンサートでありますが、今回は岡山方面から3組、広島方面から1組が新たに参加されまして素晴らしい演奏を聴かせてくれました。




心地よい音楽聴きながら朝からビール飲んで、BBQしてくれたのを食べて何やかんや音楽の話して最高の一日でございます。



次回は秋に開催されますので是非お立ち寄りくださいませ。




告 「因島シーサイド・フォーク・ジャンボリー」

2013.05.24.Fri.00:34
「因島 シーサイド・フォーク・ジャンボリー (S・F・J)」



2013年5月26日(日) 尾道市因島 「大浜公園 アメニティ交流棟」 にて

Charge : Free  09:30頃~夕方  出演者:現在20組がエントリー

毎年春秋に開催される野外でのコンサートでございます。音楽聴きながら
ビール飲んだりバーベキューしたりお弁当食べたりと、のんびりと休日を
過ごせます。



因島大橋を降りた所にある公園なのでサイクリングの休憩がてら聴くのも
良し、ドライブがてら行ってみるってのも良いと思いますよ~。

是非お越しくださいませ。





大変ご迷惑おかけしております・・・。

2013.05.21.Tue.22:15
5月18日からサイトサーバーの不具合により文字が 「?」 になってしまったようです。(笑)

復旧作業中との事で暫くしたら元に戻るようですわ。 わたしゃてっきり第三国からのサイバー攻撃やと思っておりましたがな・・・。 (´Д`)

って事で、元に戻るまで暫くお待ちくださいませ。

Live報告 「Blues 伝道 Project 第14弾!」

2013.05.18.Sat.00:35
2013年5月12日 府中 「always」 にて

前回の 「always」 で復活を遂げた 「ミニドランカーズ」 でありましたが、その数日後 「小指骨折しました・・」 と JAR赤松氏から連絡があり敢え無く活動中止になってしまったのでございます。 7月には復帰する!との事ですが、今回は指を咥えてお客さんの赤松氏でございました。



さて、府中までは山越えすれば30分程で行く事が出来るのですが、何時も車で行くのは面白くないので今回初めて電車で行く事にしました。 福山経由なので約1時間の旅って感じですわ。福塩線は以前 「HIDEAWAY」 に行く時に神辺まで乗りましたがその先は初めての沿線でございまして少しドキドキ感有りです。



ローカル線の旅を満喫して鵜飼駅で降りますが、無人駅ってのがまたエエ雰囲気でございますな。 少し歩いて 「always」 到着でござます。 電車で行く楽しみはやはり "呑める″事ですわ。 早速ビールを頂いて軽くリハーサル・・・。


Photo by くにお

と、調子に乗って呑み過ぎたようで何時ものように 「ohashi」 から演らせて頂きましたが歌詞は飛ぶは何処弾いてるか分らへんは散々でございました。 次回からはノンアルコールで演奏致します・・。


Photo by くにお

今回初めて聴きに来られた 「竹内」さんですが、2012年 『第32回 F.I.H.JAPAN ハーモニカコンテスト』 に出場された方でございます。 プロハーピストの登竜門と言われるレベルの高いコンテストなので毎年全国から10名が選抜されるのであります。 って事で早速共演して頂きました。


Photo by くにお

その後はコンテストで演奏した 「ストップ・ブレイク・クレイジートレイン・ブルース」 を聴かせて頂きました。 因みにこの曲は 「HIDEAWAY」 "TOKU″さんの曲です。


Photo by くにお

「AiRi」 ちゃんです。 ブルージーなオリジナル曲を聴かせて頂きました。 オジサン達はメロメロですわ。 もう少しレパートリーが増えると盛り上がるのですが、先は長いのでボチボチと演って下さいませ。



Photo by くにお

「山室&中籐」 です。 今回は助っ人で カホン&ハープ も入り豪華なライブとなりました。 何時もはバンドで演奏してるのでこんな感じが様になりますなぁ。 それにしても楽しそうですわ。



Photo by くにお

「友滝ひこ&ちあき」 です。 ユニットで2回目ですが格段に良くなっているのは流石としか言いようがありませんね~。 これから進化していく二人なので楽しみですわ。 「ひこの世界」 健在でございます。 そして、「竹内」さんフル出場でした・・・。(笑)



って事で、今回も何とか終了致しました。 日曜日とあってお客さんもボチボチやったけど、懐かしい方々が来てくれたのでまた面白くなるかもしれませんわ。  毎月ライブするのも大変やと思ってたけどメンバーが変わるので結構楽しく演っております。


今後の伝道ライブ予定

15th   6月8日(土) 三原 「はるのんCafe」
16th 6月23日(日) 神辺 「HIDEAWAY」
17th 7月21日(日) 府中 「always」



HIDEAWAY 6月 予定

2013.05.15.Wed.00:26
「2013年6月 HIDEAWAY スケジュール」



Charge with 1drink   ※開演時間に御注意ください


1日 (土)  20:00~  国岡&佐藤(JAZZ Guitar DUO) ・ TOKU ・ DAN ・ 哲 ¥1,500

2日 (日)  19:00~   とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

3日 (月)  19:00~   BLUES JAM SESSION  出演自由 ¥1,000

4日 (火)  19:00~   とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

6日 (木)  19:00~   とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

7日 (金)  19:00~  日本の歌 (フォーク ・ POPS ・ etc…) 出演自由 ¥1,000

8日 (土)  20:00~  DAN ALL STARS (R&B) ¥1,500

9日 (日)  19:00~  とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

10日 (月)  19:00~   BLUES JAM SESSION  出演自由 ¥1,000

11日 (火)  19:00~   とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

13日 (木)  19:00~   とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

14日 (金)  20:00~  TOKU(Harp.Vo.) ・ DAN(Vo.G)
                ・ KINOSHITA(Piano) ・ KAWAMURA(Bass) ¥1,500

15日 (土)  20:00~  Betty Note & Maggie (Vo.) ¥2,000

16日 (日)  20:00~  AKAGI'S Night - AKAGI & audience - ¥1,500

17日 (月)  20:00~  THE TWINS (Blues & Soul) ¥2,000

18日 (火)  19:00~   とび入りナイト ゲスト:高哲典(Vo.G.) 
                浜田ケンジ(Vo.G.) ¥1,000

20日 (木)  19:00~  BLUES JAM SESSION  出演自由 ¥1,000

21日 (金)  20:00~  福山インストクラブバンド (ベンチャーズ ・ 寺内たけし) ¥1,500

22日 (土)  20:00~  TOKU & Mystery Train (Blues) ¥1,500

23日 (日)  20:00~  Blues 伝道 Project 第16弾!(友滝ひこ&ちあき ・ 山室&中籐
                  ・ Tany ・ ohashi ・ Yoco ・Toshy) ¥1,500 

24日 (月)  19:00~  BLUES JAM SESSION  出演自由 ¥1,000

25日 (火)  19:00~   とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

27日 (木)  19:00~   とび入りナイト 出演自由 (ノンジャンル) ¥1,000

28日 (金)  20:00~  TOKU & OZZY  -SOUL ON -¥1,500

29日 (土)  20:00~   Creeper (スティーヴィーレイ・ボーン)
                 ・ キングハーベストハウスバンド ¥1,500

30日 (日)  20:00~  モコ & クリス ¥1,500


■ お問い合わせ
〒720-2117 広島県福山市神辺町下御領1383-4
TEL:084-965-0410 FAX:084-966-2290




「ブルースに焦がれて」 を読む

2013.05.12.Sun.00:18
GW 読書週間の最後は

「ブルースに焦がれて」 (the Roots of Rock)
Pete Welding、Toby Byron (原著)、 小川 隆、大場 正明、他 (翻訳)
大栄出版 (1993/05)

でございます。



序 章:時を流れるブルース・リヴァー
第1章:BLIND LEMON JEFFERSON/クロメガネをかけたブラック・スネイク
第2章:JONNIE JOHNSON/12弦ギターの錬金術師
第3章:BESSIE SMITH/愛を焦がすブルース・クイーン
第4章:ROBERT JOHNSON/悪魔に憑かれた堕天使
第5章:T-BONE WALKER/ギターを背負った可愛い坊や
第6章:BIG JOE TURNER/スウィート“ビッグ”シャウター
第7章:MUDDY WATERS/泥水を呻るフーチー・クーチー・マン
第8章:PROFFESSOR LONG HAIR/鍵盤をころがすギャンブラー
第9章:B.B.KING/ザ・キング・オブ・キング
第10章:HOWLIN' WOLF/群居しないクレイジー・ウルフ
第11章:ETTA JAMES/蠱惑的なソウル・ママ
第12章:CHUCK BERRY/二つの顔をもつゴットファーザー
JAPANESE SPECIAL EDITION/50 BLEUS FOR ROCK AGE、10 ROOTS OF ROCK、WE GOT THE 50 BLEUS SPIRIT、
解 説:ブルースは生成しつづける
索 引


って事で、GW 中に読み切れませんでしたがこの本は面白いですわ。 ストーリー性もあって読みやすく其々の人物像も解り易いです。 注釈も詳しく書かれてますし最後の年表も比較出来て良いですね。

JAPANESE SPECIAL EDITION として "ブルースCD50選" などなども付録されており各家庭に一冊ってな感じで置いといても良いかもしれません。




告 「Blues 伝道 Project 第14弾!」

2013.05.09.Thu.00:03
「Blues 伝道 Project 第14弾!」

ブルースという音楽を広げるため、日頃ブルースに縁が無い
ライブハウスにお邪魔するという迷惑な企画でございます。



2013年5月12日(日) 府中 「always」 にて

Charge : ¥1000 with 1drink  開演:20:00~

出演:友滝ひこ・山室&中籐・ohashi


「AiRi」ちゃんが急きょ出演する事になりましたので、AiRi
ファンクラブの方は応援宜しくお願い致します。

ん~またまた濃い~夜になりそうですな!

お近くの方は是非お越しくださいませ。



・お問い合わせ
「always」
府中市高木町397-5
0847-45-9888
http://always.okoshi-yasu.com/always/Top.html

 

「ブルーズメン アメリカン・ニグロの200年」 を読む

2013.05.06.Mon.00:18
GW 読書週間 第2弾! って事で

「ブルーズメン アメリカン・ニグロの200年」
ロバート・ネフ、アンソニー・コナー/著 三井徹/訳
ブロンズ社 1976.9

でございます。



昭和51年 (1976年) の初版本なので37年前、アメリカ建国200年祭の年に出版された本のようです。なかなか年季が入っておりまして、黄ばみ破れた表紙から Eddie Shaw がこちらを睨んでおります。

アメリカ北東部出身の写真家R.ネフと高校の国語教師A・コナーがそれぞれカメラとマイクを携えて、2年間ブルーズメンを追いかけ、その結果できあがったというこの本、いろいろブルーズ書もあるけれども、出色だとぼくは思っている。



と、翻訳された三井徹 氏もあとがきで書いておりますが、余計な能書き (生年月日とかレコードの録音日、パーソネルを正すとかせこせことした事) は一切省き全て本人たちが自由にしゃべった事を記録しているだけの本であります。

普通なら読みやすいようにとか校正したりしますが、喋ったそのまま書いてあるので言葉がとてもリアルですわ。 そして掲載されてる写真もほんま身近でそのまま撮影した感じでこれもまたリアル。

久しぶりにエエ本読みましたわ。


気分家 5月 予定

2013.05.03.Fri.19:41
気分家 2013年5月 予定




5日(日)  定休日


6日(月)  定休日


12日(日) 飛び入りライブ

       Open:19:30  

       20:00~22:00  Charge: Free

       出演者募集中!!


13日(月)  定休日


15日(金) ロマンさん定例ライブ 第47回

       Open:19:30  Start:20:00~  

       Charge: Free (投げ銭)
    
       ゲスト: 狸林芝夫さん (From広島)
       

19日(日)  定休日


26日(日)  定休日



■  お問い合わせ
広島県福山市松永町4丁目9-14 (松永駅南口から徒歩1分)
電話:084-933-0023



「ブラック・カルチャー観察日記」を読む

2013.05.02.Thu.00:19
GW 読書週間(何のこっちゃ)って事で、日頃読書する時間が無いので休みの間に色々と読もうと思ったのでございます。 手始めに、気になってた 「ブラック・カルチャー観察日記」 でしたが、字が大きいので半日もかからずに読んでしまいましたがな・・。



やはり結婚して同じ社会の一員とならないと見えてこない事が沢山ありますし、日本人の目線でそれを観るという経験もなかなかありませんから貴重な資料だと思います。

しかしながら、日常の目に付いた事、感じた事をなぞる感じで書かれているので、「まぁ、そんな感じだろうな」 って事で読み終えてしまう本でございました。 ミドルクラスの生活のように書かれておりますが結構ハイクラスな旦那様のようなので、そこから見る黒人社会感のようです。

アメリカにおける人種問題の深さは100年200年で解決など到底出来るものでは無いと思いますが、ブルーズの歴史を考えるとその深い所を知りたいと思うのでございますなぁ。




「ブラック・カルチャー観察日記」 (P‐Vine BOOKs) [単行本]
高山マミ (著)  ¥1,995

黒人男性を見かけると「ブラザー!」なんて呼びかけていませんか?黒人は皆、アフロ・ヘアを誇りに思っている、と思い込んでいませんか?ステレオタイプはもう捨てよう!シカゴで黒人の夫と暮らし、一般ブラック・ピープルたちの考えや行動、生活習慣を肌で知る著者が、おどろき、あきれ、ときには笑って、ときには怒り、ユーモアとシニカルな視点でつづったアメリカ黒人の本当の姿。食べもの、住まい、男と女、家族、教育、音楽、映画、スポーツ、政治、犯罪、などなど、さまざまなテーマを通し、いっしょに暮らしてみないとわからない、等身大で進行形のアメリカン・ブラック・カルチャーを紹介。