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笠岡 「カフェ・ド 萌」

2012.11.25.Sun.12:04
いちどは演りに行こうと思いながらもなかなか足が向かないお店でございました。フォーク系のお店ってイメージが強いのもあるけど、フォークランドという飛び入りの日は木曜日開催で平日に行くのが億劫だというのが本音か・・。



って事で、今回は休日前って事でようやく行く気になりました。初めてのお店ってのは期待と不安が入り混じってワクワクしますなぁ。そんな感じがまた楽しいのでございます。笠岡駅の近くなので電車で行きましたが、ギター持って電車に揺られて演りに行く雰囲気も良いですわ。こんな感じで色々まわってみたいんやけどね。



お店に入るとママの節子さんが迎えてくれました。店内はこじんまりとして、演奏者とお客さんの距離が近いですな。すでに知り合いの方が来られてまして、初めてのお店なのにいきなり馴染んでしまう自分が怖かったりします。



店内には所狭しと来られたミュージシャンの写真が飾られ、マスターと高田渡の写真が正面に置かれておりました。それにしても名だたる方々がこの店で演奏されておりますなぁ。



フォークランドは来店した順番でキビキビと演奏が進み、終電に間に合うように終わらせるというのがモットーだそうです。ダラダラと進行する他の店とは違って、これはこれで面白いですね。へんな緊張感がありますが、アットホームなお店なのでハマったら通うようになるのでしょうか。




フォーク界では伝説のお店って事で、経緯が分かりませんでしたが、「中川五郎」氏のHPに記事がありましたのでお断りなく掲載致します。


すでにこの『徒然』などで何度も書いているように、岡山県のいちばん西、広島県寄りの笠岡市にあるカフェ・ド・萌は、西の方に旅するフォーク・シンガーやシンガー・ソングライターたちの多くが、必ずと言っていいほど立ち寄る場所で、旅する歌い手たちの中ではひとつの「聖地」のような存在となっている。

 そのきっかけとなったのは、カフェ・ド・萌に歌いに来た高田渡さんが、この店や、お店をやっている掛橋夫妻をいたく気に入ったことで、渡さん繋がりでいろんな人たちがカフェ・ド・萌を目指すようになり、いつのまにか喫茶と定食のお店でありながら、多い時にはほとんど毎晩ライブが開かれるような場所になったのだ。

「チャージはできるだけ安く」というのが渡さんの厳命で、ママはその言いつけを守って、誰がどこから歌いに来ても、今も高くても1ドリンク付き2000円というチャージのシステムが基本的に守られ続けている。残念なことにカフェ・ド・萌のマスターの萬平さんは、渡さんが亡くなったのと同じ2005年の春、渡さんよりも二週間ほど早くこの世から去ってしまった。

 こんなフォークの「聖地」だから、ライブがあるとカフェ・ド・萌には、地元の人たちよりも、遠く離れたところからいろんな人たちがやって来てくれる。お目当ての人のライブに合わせて、大阪や名古屋や東京、東北や北海道、それに四国や九州など、それこそ日本全国からいろんな人たちが集まるのだ。




「カフェ・ド 萌」
http://cafedemoe.com/


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