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ULTRA SOUND AG-30 その3

2011.03.24.Thu.00:12
「こんなアンプが欲しかった」 と思っていたようなアンプでありまして、音は勿論の事使い勝手も良いアンプや思います。

「ULTRA SOUND」 のアンプはプロのアコースティック・ギタリスト達から熱烈な支持を得ていると前回も書きましたが、素人の俺が聴いてもナチュラルな音や思いますし、弾いてて気持ちが良いです。



出力は 30W でございまして8インチの同軸スピーカーが組み込まれております。 ウーファーとツイターを一つのユニットに組み込み、その発音位置を同軸にそろえた形式のもので理想の「点音源」に近いという長所があるそうです。

Inputs はアクティブ、パッシブの両ピックアップに対応してると現行機種では書かれておりますが旧型はパッシブのゲインでは小さ過ぎて使えません。 手前にプリアンプを挟むしかないようです。 それとも基板に入力ゲインを調整出来る所があるのかもしれませんが不明です。

試しに Dean Markley Promag Grand → L.R.Baggs Para Acoustic D.I → AG-30 で鳴らしてみました。 当然増幅はしますがプリアンプの 「色」 が付いて AG-30 の良さが消えてしまったのであります。 このへんは色々と試してないので後日御報告致します。

Effects Loop (Send、Return) も付いておりまして外部エフェクトで好みの音作りも出来るようになっております。



EQは Bass と Treble の2つだけです。最初は戸惑いましたが良く考えれば中音域に対して低音と高音のバランスをとれば良いわけで、音を作るためでは無く、あくまでもバランスをとるための EQ と自分では解釈しております。

ちなみに AG-30 は入力が1系統なのでこのような仕様なのだと思ってましたがDS4(50W)、CP100(100W)も同じ仕様でした。

Feedback Control (Notch Filter)は100Hz から350Hzまでの共鳴音のフィードバックを、18dbまで、その周波数を選択してフィルターする装置で ON/OFF スイッチ付です。
モニターアンプとして使う場合など有難味が良く分かります。

Shape ON/OFF は中音をさげ、高温と低音をブーストします。って事で耳障りな中音をカットするようですが使い方がいまいち分かりませ~ん。

背面には Line Out と Direct Out がありレコーディング用のデバイスや、パワードのミキサーへ送れます。その他に Line Out からは追加のアクティブのアンプや、パワードのスピーカーに接続することも出来ます。

本体サイズ: W:410 × H:300 × D:270
重量:約 9Kg



と、このような 「ULTRA SOUND AG-30」 でありまして、自宅練習用としては充分なアンプじゃないかと思いますし、ライブ等のモニターアンプ兼 DI として使用出来る事が魅力じゃないかと思っております。

そして、なんと言っても手軽に持ち運べるサイズであまり負担にならないのであります。いくら良いアンプでも 「最初は持って歩いてたけどだんだんと負担になって家に置きっぱなし・・」 と言う話を聞きますので手軽さは結構重要なポイントだと思います。

『ナチュラルな音で手軽に持ち運びが出来て使い勝手も良い!』

って、アンプだと思いますがどうでしょう? あと3年くらい経ってまだ使ってたら(飽きてなかったら・終了してなかったら)またレポート書きますわ。(笑)

終わり


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