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Algia Mae Hinton その2

2018.02.12.Mon.00:14
先日お亡くなりになられた Algia Mae Hinton さんでございますが、88歳との事でございます。 どうも "ブルースマン = 昔の人々" なイメージがありますが、実際にはヒントンさんなど自分の父親と同じ時代の人だったりします。 どうもその辺のギャップが、自分の中で未だにスッキリしないのでありますが、ブルースという音楽はそれ程昔の音楽では無いって事でしょうかねぇ。

御冥福をお祈りいたします。 m(__)m


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生年月日: 1929年8月29日
生まれ: アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 ジョンストン郡
死亡: 2018年2月8日

Algia Mae Hinton は1929年ノースカロライナ州ジョンストン郡で14人兄弟の末っ子として生まれました。 9歳の頃から弾きはじめ、10代には地域の踊りやハウスパーティでプレイしていたそうですわ。

地元では悪魔と取引してそのテクニックを手に入れたと信じられていたそうですが、彼女の母(オリー・オニール)は、ギター、アコーディオン、自動ハープ、ハーモニカと口琴を演奏した優秀な音楽家で、彼女は子供たちに幼い頃から音楽を教えていたそうです。 ヒントンはダンスの才能も開花させ、頭の後ろでギターを弾きながら複雑なステップで踊る事も出来るようになったそうです。

ヒントンは結婚して7人の子供をもうけましたが、1965年に夫が早死にしたため農作業で生計を立て、副業でギターとダンスを演奏していたそうです。 1978年、ノースカロライナフォークライフ祭に招待されました。 その後は国立民俗フェスティバル、シカゴ大学のフォークフェスティバル、カーネギーホール、ノースカロライナ美術館で演奏してます。

1984年に家が全焼し、これまで彼女が書いてきた伝統的なブルース、 民謡やゴスペルの歌、私が持っていたすべてを失ったと言っております。 1992年にはノースカロライナ遺産賞を受賞、そして1999年にアルバム 「Honey Babe」 をリリースしました。





Algia Mae Hinton はピードモント・スタイルの軽快なギタースタイルですが、アルバム 「Honey Babe」に入っている "My Baby 's Gone" って曲が好きな私でございます。









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Leadbelly

2018.02.09.Fri.00:09
先日、HIDEAWAY に行ったらTOKUさんが "Leadbelly" のアルバムを聴いていたのでそんな話になりました。 彼はまさに 「歩くアメリカ民族音楽記念館」 って誰かが書いてましたが、あらゆる音楽を歌い演奏出来た 『ソングスター』 だったんですね。

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レッドベリー (Leadbelly または Lead Belly、本名:ハディ・ウィリアム・レッドベター、1888年1月23日 - 1949年12月6日) は、アメリカのフォークとブルースのミュージシャン。澄んで力強い歌声、12弦ギターの技巧、そして彼の導入した豊富なフォークソングのスタンダードの曲集で知られる。

彼はほとんどの場合は12弦ギターを演奏したが、ピアノ、マンドリン、ハーモニカ、ヴァイオリン、コンサーティーナ、そしてアコーディオンも演奏することができた。彼の録音の一部では、フォークバラッド「ジョン・ハーディ」の彼のバージョンの曲などで、彼はギターの代わりにアコーディオンを弾いた。他のレコーディングでは、彼はただ手を叩き足を踏みならして歌ったりもした。

レッドベリーの音楽で歌われる内容は、ゴスペルや、女性、酒、そして差別を歌ったブルースと、カウボーイ、刑務所、仕事、船乗り、牛追い、そして踊りを歌ったフォークソングなど、幅広い題材をカバーした。彼はまた、フランクリン・ルーズベルト大統領、アドルフ・ヒトラー、スコッツボロ・ボーイズ、億万長者のハワード・ヒューズなど、当時の時の人に関する曲も書いた。 -Wikipedia -


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Cast >> Roger E. Mosley (Huddie Ledbetter), Paul Benjamin (Wes Ledbetter), Madge Sinclair (Miss Eula), Alan Manson (Prison Chief Guard), Albert Hall (Dicklicker), Art Evans (Blind Lemon Jefferson) ...
Director >> Gordon Parks
Writer >> Ernest Kinoy
Producer >> Marc Merson, David Paradine
Genre >> Biography
Country >> USA


ギターを弾き始めた頃に聴いた時は 「訳分からんわ」 と思っておりましたが、少しづつ知るに連れその偉大さが分かってきます。 まぁ、刑務所に出たり入ったり、それにまつわる話やら、ブラインド・レモン・ジェファーソンと行動を共にしたり、ローマックス親子に助けられたりなどなど、逸話も多く物凄い人生だったようです。

何と言っても、彼の生涯を映画にした 『Leadbelly』 (1976) を観たら分かり易いし、時代背景など含めて映画自体も楽しめますわ。 残念ながら日本未公開で字幕もありませんが、英語が分からなくても予備知識があるだけで十分楽しめる映画だと思います。




コアなレッドベリーファンからしてみたら、史実とは違う部分があるが一言で言ってしまえば、「最高傑作!」 「ここまで完璧な映画は見たことがない!」 との事でございます。 是非ご覧くださいませ。 m(__)m










Blind Willie Johnson その2

2018.01.22.Mon.00:12
ブルースを突き詰めていくとゴスペルブルースに辿り着くような気がする。 というか、結局は同じモノでもあるとも言えるし、俗な表現が無い分奥の深さが感じられます。 ギターを弾き始めた頃は Robert Johnson ばかり練習してましたが、最近は Blind Willie Johnson ばかり弾いてますわ。 

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Blind Willie Johnson の曲もあらゆる方々が演られておりますが、恥ずかしながらトリビュート・アルバムってのがあるのを最近知りました。 ジャケットは見た事があったけど、何処かが作ったベスト盤だろうと勝手に思ってました・・・。 (*_*;



God Don't Never Change : The Songs Of Blind Willie Johnson

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レーベル:Alligator Records
発売日:2016年2月26日
Import

1. Tom Waits - The Soul Of A Man
2. Lucinda Williams - It's Nobody's Fault But Mine
3. Derek Trucks & Susan Tedeschi - Keep Your Lamp Trimmed And Burning
4. Cowboy Junkies - Jesus Is Coming Soon
5. Blind Boys Of Alabama - Mother's Children Have A Hard Time
6. Sinead O'Connor - Trouble Will Soon Be Over
7. Luther Dickinson featuring The Rising Star Fife & Drum Band - Bye And Bye I'm Going To See The King
8. Lucinda Williams - God Don't Never Change
9. Tom Waits - John The Revelator
10. Maria McKee - Let Your Light Shine On Me
11. Rickie Lee Jones - Dark Was the Night-Cold Was the Ground


ゴスペル音楽の源流の一つ Blind Willie Johnson はその卓抜したスライド・ギターの技術と歌声から後のブルース、ロック・ミュージシャンに多大な影響を与えた存在であるが故、ギター・エヴァンジェリストと称されもする。そんな彼のトリビュート作品に並ぶのは錚々たる面々。テデスキ=トラックス夫妻やトム・ウェイツらがブルース的側面を浮かび上がらせる一方でブラインド・ボーイズ・アラバマやシニード・オコナーのソウルフルなパフォーマンスがゴスペル要素を呼び起こす。その後枝分かれしていったそれぞれの音楽が、再び一堂に会すことで源泉の妙味を再発見できる好企画盤である。 - 片切真吾(タワーレコード渋谷店) -

この作品はクラウドファンディングサイト Kickstarter にて行われた出資キャンペーンを活用して制作されたもので、アルバムのプロデュースは Jeffrey Gaskill。 Tom Waits が好きな方には好評のようでございます。




Dark Was the Night : Tribute to Music Blind

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レーベル:Deep Sea
発売日:2004年12月3日
Import

1. JODY STECHER & KATE BRISLIN - Keep Your Lamp Trimmed &
2. MARTIN SIMPSON - Can't Keep From Crying
3. 3MISSISSIPPISTAPHAS3 - When The War Was On
4. HELEN WATSON & HEATHER GREENBANK - Tear This Building Down
5. JULIE MURPHY & RICHARD LLEWEELYN - John The Revelator
6. MIKE SEEGER & ALEXIA SMITH - Let It Shine
7. The HENRYS with MARY MARGARET O'HARA - God Moves On The Water
8. GINNY CLEE - God Don't Never Change
9. BOB COPER & the LATEST ENGLISH COUNTRY BLUES BAND - Soul Of A Man
10. The POSITIVELY TESTCARD - Dark Was The Night
11. MARTIN SIMPSON - Nobody's Fault But Mine
12. PETER STAMPFEL & GARY LUCAS - Praise God I'm Satisfied
13. MIKE COOPER - Everybody Ought To Treat A Stranger Right
14. JODY STECHER & KATE BRISLIN - Latter Rain Done Fell On Me


プロデューサーはDavid Suff。 こちらのCDはまだ聴いておりませんが、カントリー系のミュージシャンが多いようです。 Martin Simpson のアレンジは聴いたことがありますが、「何か違うなぁ~」 ってのが素直な感想です・・・。


どちらのアルバムにも言えると思いますが、初めて聴くのであれば好きになる曲もあると思います。 しかしながら、Blind Willie Johnson が好きな方には違う音楽にしか聴こえないかも知れませんなぁ。 Luther Dickinson featuring The Rising Star Fife & Drum Band は Otha Turner を引き継いでるのを感じさせます。 そして、 Dark Was the Night の歌を初めて聴いて感動致しました。 ほんまにこんな感じなのかは分かりませんが・・・。





Blind Willie Johnson その1







Cecil Barfield その3

2017.12.22.Fri.00:13
何ともマイナーなブルースマンと思っておりましたが、知っているどころか好きな方も結構居られるのには驚きました。 まぁ、私もそうですが・・・。

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このアルバムは1978年 Southland Records からリリースされたもの。 当時は、ミュージシャンとしての収入によって、毎月の障害者年金が支払われなくなる事を恐れた Cecil Barfield が、William Robertson という他人名義でリリースしたアルバムですわ。

前にも書きましたが、"The George Mitchell Collection" で知った訳ですが、音源だけと思っていたら、ある時フィルムに収められているのを発見致しまして、少し切り取りUP致しました。 クレームが来たら削除されると思いますが、今の所大丈夫のようですね。

"Cecil Barfield" のフォーラムなどもありまして、やはり情報は少ないのでありますが参考にはなります。 George Mitchell 氏に直接訊けば何か教えてもらえそうですが、フォーラムに書いてある事も Mitchell 氏に訊いた事らしいので、それ以上は無理かもしれませんな。

こんな事かいても、日本では興味を持ってくれる方は殆ど居ないと思いますが、海外の方が 「動画UPしてくれてありがとう~!」 ってコメント入れてくれるのが面白かったりします。 (^^)/









以前の記事です。

Cecil Barfield (William Robertson)

Cecil Barfield その2






Emilia Sisco

2017.11.28.Tue.00:12
YouTube を徘徊していて目に付きましたが、フィンランドのヘルシンキ出身の Soul/R & B/Jazz/Blues 歌手との事。 "Emilia Sisco with Helge Tallqvist and his Band" として活動しているようですが、2017年フィンランドのブルースアワード新人賞受賞しているみたいです。

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Emilia Sisco さんの母親はザンビア出身だそうで、やはりその様なDNAを受け継いでいる感じのボーカルでもあります。 今後を気にしてみたい歌手でございますな。

欧州のブルースって独特な感じがありますね~。 何でなのか分かりませんが、ハーモニカの音色とかも臭いが違いますわ。 日本のブルースも多分そうなんだろうと思いますが・・・。




Emilia Sisco (vocal)
Helge Tallqvist (harmonica)
Konstanin Kovalev (guitar)
Tom Nyman (bass)
Jupe Litmanen (drums)