fc2ブログ

立山青 「BLUE IS MY NAME」

2022.07.05.Tue.21:19
少し前から少しづつブルース界に知れ渡ってきた倉敷在住の 「立山 青(たてやま せい)」 氏のファーストアルバムが遂に! 2022年7月3日リリースされました。 ナショナルのリゾネーターを自在に操り、ラップとブルースの入り混じった彼の世界観は、現代の新しいブルースの形とも言えるかもしれませんな。

彼の歌詞と歌の間が独特やけど、それが違和感ないし独特の世界を作ってますわ。素晴らしい~! Broom Duster Kan (ぎんぎん) 氏に師事されたとの事で、ハープもエエ感じで絡まってます。 是非お聴き頂きたいアルバムでございます。

22070501.jpg

22070502.jpg

立山青 PROFILE

岡山県倉敷市出身/在住。ドブロギターとブルースハープで日本語ラップ&ブルースを弾き語る。23歳の時、東京で出会ったブルースマン Broom Duster Kan に師事。現在は岡山に戻り、溶接工場で働きながら、夜な夜な曲作りに勤しむ。週末には県内外でライブ活動をしている。

アルバムはこちら↓から購入出来ます。
https://shop.tateyamasei.com/












スポンサーサイト



Junior Kimbrough

2022.05.01.Sun.16:27
90年代に大量にリリースされたブルース新録作品の中でも、最も刺激的だったのが、1992年にミシシッピで設立されたファット・ポッサム・レコードからの諸作であった。 それはミシシッピ州北部の丘陵地帯、「ヒル・カントリー」 から現れた。

22050101.jpg

同地のブルースに注目した評論家ロバート・パーマーは、1992年にドキュメンタリー・フィルム 『ディープ・ブルース』 を制作する。 そこにはヒル・カントリーのブルースマン、R・L・バーンサイド と ジュニア・キンブロウ が出演していた。 彼らのブルースは地域の中でのみ楽しまれていたもので、ロック・マーケットに色目を使うことも、ブラック・ミュージックのトレンドに神経を尖らせることもなく、気になる曲がラジオから流れればそれを取り上げるといった程度で、ヒル・カントリーの内部で発酵を続けていたブルースだった。  - blues & soul records -


ヒル・カントリー・ブルースの祖と言える "Mississippi Fred McDowell" から受け継がれてきたグルーヴ感と、永遠と踊り続けられるリズムとでもいうのか、エンドレスで聴ける音楽ですわ。
ヒル・カントリー・ブルース全般的にこのような傾向があるけど、特に ジュニア・キンブロウ のグルーヴに嵌ったら抜け出せなくなります。 ギターが上手いわけでもないし、歌が上手いわけでもないのに、まったりとしたグルーヴは一日中聴いていても飽きません。 他のヒル・カントリー・ブルースのミュージシャンと何かが違います。 最高や~!




1930年7月28日ミシシッピー州ハドスンヴィル生まれ
1998年1月17日ホリー・スプリングで心臓発作のため死去。

ミシシッピー州ハドスンヴィルで生まれ、ホリースプリングス近くのミシシッピ州北部の丘陵地帯に住んでいた。父親は床屋だったそうだが、父親からギターの弾き方を学んだとの事。
1966年「First Recordings」
1991年に映画 『Deep Blues』 に出演して脚光を浴びる。 ワンコードを反復する呪術的で催眠的な演奏を繰り広げる。
1992年頃からミシシッピー州チュラホマでジューク・ジョイント”Junior's Place”を経営。
1992年「All Night Long」
1993年「Sad Days, Lonely Nights」
1997年「Most Things Haven't Worked Out」
1998年「God Knows I Tried」

ホリー・スプリングにあるキンブロウの墓碑銘には、チャーリー・フェザーズ( Charlie Feathers )の次の言葉が書かれています。
- the beginning and end of all music -

22050102.jpg






Boyd Rivers その2

2022.04.23.Sat.17:22
「Living Country Blues - An Anthology」 で知った Boyd Rivers さんでございますが、この頃はまだアルバムはリリースされてなくて、YouTube で数本動画を観る事が出来ました。

その後気にしてなかったのでありますが、いつの間にか MISSISSIPPI RECORDS からフルアルバム (LP) がリリースされていて驚きましたわ! (@_@;) 何とも泥臭い声とギター、そして空気感がたまらんですな。

気になる方は是非お聴きくださいませ。


22042302.jpg

a1. Get Away Jordan
a2. That Fireshed in my Bones
a3. I Want to Be at the Meeting
a4. I Done Died One Time
a5. You Got to Take Sick and Die
a6. When I Cross Over
b1. Won't It Be Grand
b2. When the World Seems Cold
b3. Wrapped Up Tied Up Tangled Up
b4. I Know You Can
b5. You Can't Make Me Doubt
b6. Church House Rock



2012年に、1991年と1993年に録音されたアルバム、「You Ca n't Make Me Doubt」 がミシシッピレコードからリリース。

A面はエレキギターを使った1991年録音。そしてB面はアコースティックギターを使った1993年録音。エレキギターを使用することでガレージっぽいリフなどが渋いA面も、乾いたアコースティックで掻き鳴らすカントリーゴスペルなB面も、汗水飛び散らかし神と大衆を繋ぐその様はともにスペシャル。しかも一曲を除き全てが初音盤化という貴重な一枚。本盤にも収録の"When I Cross Over" の1978年ミシシッピで開催されたデルタブルースフェスの動画にも痺れてください。 - ディスクユニオン -

22042301.jpg

- Boyd Rivers -
ミシシッピ州マディソン郡近くで1934年12月25日に生まれる。13歳でブルースギターを弾き始めましたが、3年後に霊歌に切り替えます。 ミシシッピ州カントンに引っ越した後、1979年にアラン・ローマックス、ジョン・ビショップ、ワース・ロングによって最初に録音されました。1979年、ミシシッピ州のデルタ・ブルース・フェスティバルで演奏しました。
1993年11月22日にミシシッピ州ジャクソンで亡くなりました。 - ウィキペディア -





Bluesman 生没年表 (2021.5.29 現在)

2021.05.29.Sat.16:02
6年振りとなりましたが、独断と偏見で選んだブルースマンの 生没年表を掲載致します。
データが不明なブルースマンもおられますので、あくまでも目安程度でみてください。

21052901.jpg

若手のブルースマンでは何と言っても若干25歳の 「Jontavious Willis」 が素晴らしいですわ!
Keb' Mo' と絡んでる動画でも違和感無いです。 アルバムも2枚出してます~。

ブルース系で現在一番稼いでいると言われてる 「Samantha Fish」 も入れときました。
セクシーな衣装で、少し泥臭いブルースも演ったりするロックブルース系の姉さんですわ。
男はこんなのに弱いからなぁ。 笑


生     没   歳   名前

1873 ~ 1958  85  W.C.Handy
1874 ~ 1930  56  Henry Thomas
1886 ~ 1939  53  "Ma" Rainey
1888 ~ 1949  61  Leadbelly
1890 ~ 1957  67  Willie Brown
1891 ~ 1934  43  Charley Patton
1893 ~ 1964  71  Bo Carter
1893 ~ 1958  65  Big Bill Bloonzy
1893 ~ 1966  73  Mississippi John Hurt
1893 ~ 1981  88  Furry Lewis
1894 ~ 1970  76  Lonnie Johnson
1894 ~ 1937  43  Bessie Smith
1895 ~ 1933  38  Blind Blake
1895 ~ 1976  81  Mance Lipscomb
1896 ~ 1972  76  Rev. Gary Davis
1896 ~ 1956  60  Tommy Johnson
1896 ~ 1987  91  Robert Wilkins
1897 ~ 1930  33  Blind Lemon Jefferson
1897 ~ 1949  52  King Solomon Hill
1897 ~ 1960  63  Sylvester Weaver
1897 ~ 1973  76  Memphis Minnie
1897 ~ 1983  86  Sam Chatmon
1899 ~ 1965  66  Sonny Boy Williamson Ⅱ
1899 ~ 1969  70  Joe Callicott
1899 ~ 1977  78  Sleepy John Estes
1899 ~ 1982  83  DeFord Bailey
1900 ~ 1974  74  Pink Anderson
1901 ~ 1959  58  Blind Willie Mctell
1901 ~ 1968  67  Kokomo Arnold
1901 ~ 1970  69  Ishman Bracey
1902 ~ 1931  29  Barbeque Bob
1902 ~ 1941  39  Peetie Wheatstraw
1902 ~ 1947  45  Blind Willie Johnson
1902 ~ 1962  60  J.D. Short
1902 ~ 1964  62  Vera Hall
1902 ~ 1969  67  Skip James
1902 ~ 1984  82  Bessie Jones
1902 ~ 1988  86  Son House
1903 ~ 1962  59  Scrapper Blackwell
1903 ~ 1981  78  Tampa Red
1903 ~ 1982  79  Big Joe Williams
1904 ~ 1972  68  Mississippi Fred McDowell
1905 ~ 1974  69  Arthur 'Big Boy' Crudup 
1905 ~ 1935  30  Leroy Carr
1905 ~ 1950  45  Kansas Joe McCoy
1906 ~ 1977  71  Bukka White
1907 ~ 1972  65  Black Ace
1907 ~ 1941  34  Blind Boy Fuller
1907 ~ 1967  60  Dan Pickett
1908 ~ 1950  42  Tommy McClennan
1908 ~ 1990  82  Flora Molton
1910 ~ 1968  58  Rosalie Hill
1910 ~ 1975  65  T-Bone Walker
1910 ~ 1976  66  Howlin' Wolf
1911 ~ 1938  27  Robert Johnson
1911 ~ 1986  75  Sonny Terry
1911 ~ 1985  74  Big Joe Turner
1912 ~ 1982  70  Lightnin' Hopkins
1914 ~ 1948  34  Sonny Boy WilliamsonⅠ
1914 ~ 1980  66  Robert Pete Williams
1914 ~ 2006  92  Homesick James
1915 ~ 1973  58  Sister Rosetta Tharpe
1915 ~ 1975  60  Blind Connie Williams (死亡時期不明)
1915 ~ 1976  61  Lil Son Jackson
1915 ~ 1983  68  Muddy Waters
1915 ~ 1986  71  Rev Pearly Brown
1915 ~ 1992  77  Johnny Shines
1915 ~ 1992  77  Willie Dixon
1915 ~ 2006  91  Robert Junior Lockwood
1915 ~ 2011  96  Honeyboy Edwards
1917 ~ 1975  58  Hound Dog Taylor
1917 ~ 1981  64  Big Walter Horton
1917 ~ 2001  84  John lee Hooker
1918 ~ 1963  45  Elmore James
1923 ~ 1992  69  Albert King
1923 ~ 1985  62  Eddie Taylor
1923 ~ 2006  83  Jessie Mae Hemphill
1924 ~ 1997  73  Jimmy Rogers
1925 ~ 1976  50  Jimmy Reed
1925 ~ 2001  76  Napoleon Strickland
1925 ~ 2015  89  B.B.King
1926 ~ 1984  58  Big Mama Thornton
1926 ~ 1993  67  James "Son" Thomas
1926 ~ 2005  79  R.L. Burnside
1927 ~ 1975  48  Smoky Babe
1927 ~        Barbara Dane  
1928 ~ 2008  80  Bo Diddley
1929 ~ 1967  38  J.B. Lenoir
1929 ~ 2018  88  Algia Mae Hinton 
1930 ~ 1968  38  Little Walter
1930 ~ 1970  40  Otis Spann
1930 ~ 1976  46  Freddie King
1930 ~ 1998  68  Junior Kimbrough
1931 ~ 2002  71  Jimmy Lee Robinson
1931 ~ 2011  80  Hubert Sumlin
1932 ~ 2012  80  Louisiana Red
1934 ~ 1993  54  Boyd Rivers
1934 ~ 1998  64  Junior Wells
1935 ~ 2018  83  Otis Rush
1935 ~         Bobby Rush 
1936 ~        Buddy Guy
1936 ~ 2009  73  Snooks Eaglin 
1938 ~ 1993  55  Karen Dalton
1938 ~ 2012  74  Etta James
1942 ~ 2013  71  Precious Bryant
1942 ~         Taj Mahal
1943 ~        Maria Muldaur
1944 ~ 1990  46  Jo Ann Kelly
1949 ~        Bonnie Raitt
1949 ~        Rory Block
1951 ~        Keb' Mo'
1952 ~        Guy Davis
1955 ~ 1998  43  Lonnie Pitchford
1956 ~        K.M. Williams
1958 ~        Lurrie Bell
1964 ~        Chris Thomas King
1969 ~        Corey Harris
1978 ~        Cedric Burnside
1989 ~        Samantha Fish
1991 ~        Marquise Knox
1996 ~        Jontavious Willis





Algia Mae Hinton その2

2018.02.12.Mon.00:14
先日お亡くなりになられた Algia Mae Hinton さんでございますが、88歳との事でございます。 どうも "ブルースマン = 昔の人々" なイメージがありますが、実際にはヒントンさんなど自分の父親と同じ時代の人だったりします。 どうもその辺のギャップが、自分の中で未だにスッキリしないのでありますが、ブルースという音楽はそれ程昔の音楽では無いって事でしょうかねぇ。

御冥福をお祈りいたします。 m(__)m


18021201.jpg

生年月日: 1929年8月29日
生まれ: アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 ジョンストン郡
死亡: 2018年2月8日

Algia Mae Hinton は1929年ノースカロライナ州ジョンストン郡で14人兄弟の末っ子として生まれました。 9歳の頃から弾きはじめ、10代には地域の踊りやハウスパーティでプレイしていたそうですわ。

地元では悪魔と取引してそのテクニックを手に入れたと信じられていたそうですが、彼女の母(オリー・オニール)は、ギター、アコーディオン、自動ハープ、ハーモニカと口琴を演奏した優秀な音楽家で、彼女は子供たちに幼い頃から音楽を教えていたそうです。 ヒントンはダンスの才能も開花させ、頭の後ろでギターを弾きながら複雑なステップで踊る事も出来るようになったそうです。

ヒントンは結婚して7人の子供をもうけましたが、1965年に夫が早死にしたため農作業で生計を立て、副業でギターとダンスを演奏していたそうです。 1978年、ノースカロライナフォークライフ祭に招待されました。 その後は国立民俗フェスティバル、シカゴ大学のフォークフェスティバル、カーネギーホール、ノースカロライナ美術館で演奏してます。

1984年に家が全焼し、これまで彼女が書いてきた伝統的なブルース、 民謡やゴスペルの歌、私が持っていたすべてを失ったと言っております。 1992年にはノースカロライナ遺産賞を受賞、そして1999年にアルバム 「Honey Babe」 をリリースしました。





Algia Mae Hinton はピードモント・スタイルの軽快なギタースタイルですが、アルバム 「Honey Babe」に入っている "My Baby 's Gone" って曲が好きな私でございます。