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「私はあなたのニグロではない」 を視る

2018.08.24.Fri.16:09
田舎での上映期間は一週間しかなく、最終日に無理やり観に行きました・・・。 (@_@;)

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"シネマ尾道" には始めて行きましたが、外観からしてエエ雰囲気な映画館でございます。「子供の頃の映画館ってこんな感じやったわ~」 みたいな。 112席の1スクリーンですが、シートは今風で座り易いです。 ほんまに映画が好きな方が運営しているってのが伝わってくる映画館ですね。


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この手の映画を観る方は少ないだろうとは思っておりましたが、最終日でも私を含めて6名でした。 まぁ、そんなもんかもしれませんが・・・。 アメリカ黒人文学のレジェンド "ジェームズ・ボールドウィン"  (1924年8月2日 - 1987年11月30日) の未完成エッセイを元に、彼の過去のメモや小説、記録映像などをまとめ上げて製作されたドキュメンタリー映画です。

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当時の公民権運動で人々を導いた メドガー・エヴァース、マルコムX、キング牧師と共に活躍した ジェームズ・ボールドウィン から視た人種問題を鋭く抉っております。 私的にはもう少し深い所まで掘り下げて欲しかったのですが、映画がえげつなくなるのでこんなものかもしれません。

60年代の公民権運動をベースとした映画ですが、現代においても全く解決する様子すら無く、逆に悪化して行っている様な人種問題ですわ。 アメリカだけじゃないしね・・・。 

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この映画で使われている楽曲がとても良かったですわ。 ブルースが好きな人には納得です。 最後の曲 「The Blacker The Berry」 には感動致しました。 ラップだからこそ出来るストレートな言葉です。

そして、この映画のパンフレットが素晴らしく、資料としても十分な内容でございました。









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『ある奴隷少女に起こった出来事』 を読む

2018.07.08.Sun.10:58
ブルースを演るなら、知っておくべき事だと思っておりますが、日本では感覚的にも理解するのが難しい事なのかもしれません。 奴隷として生まれ、生き続けた黒人女性のリアルな文章でありながらも、その奥にある更に壮絶な現実も読み取れる本だと思います。 160年前に書かれた本ですが、現在においても状況はそれほど変わっていない様に感じますが・・・。


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「ある奴隷少女に起こった出来事」
ハリエット・アン・ジェイコブズ (著)、 堀越 ゆき (翻訳)

ハードカバー : 312ページ
出版社 : 大和書房
出版日 : 2013年3月29日

― 160年前の出版当時は 「白人がセンセーショナルに書いたフィクション」 として忘れ去られましたが、20世紀末に作者ジェイコブズが実在した人物であることが分かると、これまでの評価は一変し、現在ではアメリカ古典名作の1つに数えられています。 ここまで大きな変化をもたらしたのは、「奴隷制は、黒人だけではなく、白人にとっても災いなのだ」 と諦観して闘った、奴隷少女ジェイコブズの視点にあったと思います。 ―

― ジェイコブズの人生は、こうした白人の奴隷所有者や奴隷商人、法に反して奴隷を擁護する白人、奴隷を密告する同朋の奴隷、そして時には聖職者までも、立場も思惑も異なる様々なステークホルダーたちによって翻弄されます。長く 「所有物」 として扱われた奴隷少女はいかなる信念を持ち、それをどうやって貫いたのか。本書が多くの読者から支持を得ている理由の1つは、彼女の等身大の姿が人々の強い興味を喚起し、同時に大きな感動を呼ぶからではないでしょうか。 ―


著者について
ジェイコブズ,ハリエット・アン
1813~1897。ノースカロライナ州出身の元奴隷。 幼くして両親と死に別れ、12歳で好色な医師の家の奴隷となり、性的虐待を受ける。 奴隷という運命にたったひとりで立ち向かった、自身のドラマチックな半生を、知的な文体で克明に記述した 『ある奴隷少女に起こった出来事』 を後年著す。

当時匿名で出版した事情もあり、「白人知識人が書いたフィクション」 と見なされ、長く歴史から忘れ去られていた。 しかし近年の研究により、著者が元奴隷少女のジェイコブズであり、記載された事項のほとんどが事実であると証明されると、現代人の深い共感を呼び、ベストセラーになっている.

堀越ゆき
ジョージ・ワシントン大学大学院卒。東京外国語大学卒。少女時代をアメリカ、プラハで過ごす。現在世界最大手外資系コンサルティング会社勤務 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)







『I AM THE BLUES』 日本公開決定!

2018.04.10.Tue.22:56
これは嬉しいですね~! ブルースがメインの映画を日本で公開するのは初めてじゃないのかな? (知らんけど) 昨年このブログで日本でも公開して欲しい~って書いたけど、ほんまに公開される事になったとは・・・。 観に行きます! !(^^)!

昨年7月頃に紹介した記事はコチラから。

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アメリカ南部で生まれ、その地に根付いたブルースの魂を映し出す音楽ドキュメンタリー映画『I AM THE BLUES アイ・アム・ザ・ブルース』が日本公開決定。 5月26日(土)より公開されます。

舞台はルイジアナ・バイユー、ミシシッピ・デルタ、ノース・ミシシッピ・ヒル・カントリーを中心としたアメリカ南部。その地から輩出された大御所ブルース・ミュージシャンたちを追いながら、ブルースの精神、その栄光と衰退、そして未来への希望を描いたドキュメンタリーです。

映画には、ボビー・ラッシュ、バーバラ・リン、ヘンリー・グレイ、キャロル・フラン、レイジー・レスター、ロバート・“ビルボ”・ウォーカー、ジミー・“ダック”・ホームズほか、多くのミュージシャンが登場。セッションの数々は必見です。




● 『I AM THE BLUES アイ・アム・ザ・ブルース』
2018.5.26(土)新宿K's cinemaにて公開 全国順次公開

【監督】
ダニエル・クロス

【プロデューサー】
ボブ・ムーア、ダニエル・クロス

【出演】
ボビー・ラッシュ
バーバラ・リン
ヘンリー・グレイ
キャロル・フラン
レイジー・レスター
ジミー・“ダック”・ホームズ
バド・スパイアーズ
ティーニー・ホッジズ
L.C. ウルマ―
and more

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【作品内容】
舞台はルイジアナ・バイユー、ミシシッピ・デルタ、ノース・ミシシッピ・ヒル・カントリーを中心としたアメリカ南部。 その地から輩出された大御所ブルース・ミュージシャンたちを追いながら、ブルースの精神、その栄光と衰退、そして未来への希望を描いたドキュメンタリー。 1980年代を中心に活躍し、今なおその地に居を構えチトリン・サーキットを続ける彼らの、ブルースと笑顔に満ちた日常が映し出される。

昨年のグラミーで最優秀トラディショナル・ブルース・アルバム賞に輝いた巨匠ボビー・ラッシュをはじめ、日本でも馴染み深いバーバラ・リンやヘンリー・グレイ、更にキャロル・フラン、レイジー・レスター、ロバート・“ビルボ”・ウォーカー、ジミー・“ダック”・ホームズ、R.L.ボイス、リル・バック・シネガル、リトル・フレディ・キング、そして今は亡きバド・スパイアーズ、ティーニー・ホッジズ、L.C. ウルマ―等々、大勢のブルース・ミュージシャンが登場。

それぞれの言葉でブルースについて語り、歌い奏でる。 ステージから地元のパーティー、庭先での即興演奏まで、彼らの貴重なセッションの数々は必見! カナダ人のダニエル・クロス監督が三年以上の年月を費やしてようやく完成させた本作は、各国の映画祭で批評家・観客ともに高い評価を受け、数多くの賞を受賞。全米では公開館数を驚異的に増やし話題となった。







God Don't Never Change

2018.02.15.Thu.00:07
ギターを始めた頃に練習したけど全く手に負えなかった曲でございます。 (当然と言えば当然ですが・・初心者が演るような曲では無いですな) 最近何となく弾けて何となく歌えるようになってまいりました。

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ブルースを演る楽しさとまた違う楽しさが、ゴスペル・ブルース、Willie Johnson や Fred McDowell の曲にございます。 スライドと歌が絶妙に絡むところが何とも堪りませんわ。 歌詞などもブルースと違いストレートな表現のようで、歌詞の裏側を探らなくても良い様な気がします。

ストレートな言葉だからこそ心に響くものであるとも言えますが、賤しい魂の私には表現するのが難しいようですな。 清らかな心を持つように精進致します。(今更無理やろ)

って事で、キリスト教徒ではございませんが、この様な歌を演りつつ神について考察するのも面白いかと思っております。 ゴスペルとは切り離せない事柄でありますから・・。 茶化している訳では決してありません。 m(__)m





神の不変性

時代というものは、移り変わります。社会の仕組みも、言葉も変わっていきます。それでは、聖書や真理も時代に合わせて変わらなければいけないのでしょうか。逆に、変化していく時代に、神は、御言葉は、無力なのでしょうか。

また、私たち自身、変わりゆく者です。容姿も、感情も、心も、思想も、動機も変化します。それでは、クリスチャンであるということは、どういうことなのでしょうか。私たちや、時代が変化すれば、救いも変化するのでしょうか。あるいは、私たちが罪を犯してしまったり、失敗してしまったりしたら、私たちに対する神の御心は変わるのでしょうか。私たちが変わってしまったときに、それでもクリスチャンと言えるのでしょうか。
 
これらのことと関係するのが、神の不変性です。聖書は、「主であるわたしは変わることがない」(マラキ3:6)と言います。聖書の教える神は、決して変わることのないお方です。そのことが、何を意味するのか、意味しないのか、また、私たちの信仰と、どう関係あるのかを学んでいきます。


神が変わらないということはゴールが変わらないということ
 
神は、変わらないお方であるのは、神が完全なお方であるからです。知識においても、能力においても、正しさにおいても、あらゆる面で付け加えられる必要も、成長する必要もありません。逆に言えば、人間は変わりゆく存在であり、不完全であるので、成長する必要があります。成長には良い成長も、悪い成長もありますが、完全な目標に向かえば、正しく成長します。

神が不変であるということは、ゴールが定まっているということです(ピリ2:9~14)。それは、キリストに似る事である(エペ4:13等)と聖書は、教えます。もし、人がその方向に向いて、成長していくならば、そこに間違いはありません。また、時代の変化によって、その成長が無駄になることもありません。ゴールが定まっているということは、人生が空しくならないということに繋がります。神が不変であるということは、人間が成長する望みです。


金沢聖書バプテスト教会 斉藤秀文牧師より
http://www.kanazawabbc.org/








Goin' Down Slow

2018.01.13.Sat.00:13
ブルースのスタンダードと云われる位様々なブルースマンがカバーしておりますが、R&B、POP でもヒットした曲でございます。 取り立てて良い曲とは感じませんが、西洋人には人間の性やら儚さやらが沁みてくる曲なのかの知れませんなぁ。

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作曲はピアニスト、歌手、作曲家の "St. Louis Jimmy Oden" で、1941年に録音しています。 流石にオリジナルは味があって良い感じですわ。





"Howlin' Wolf" でも有名ですが、何と言ってもこの人には敵いません~ "Lightning Hopkins" !ワンフレーズ聴いただけで 一発で分かるのも凄過ぎますが、やはりカッコ良すぎですわ。





最近聴いて驚いた "Guy Davis" さんですが、滅茶苦茶エエですなぁ。 ニューヨーク生まれですが、祖父母が南部出身で、幼い頃から南部の農村生活の話を聞いて育ったそうで、彼のブルースはそこからインスパイアされてるそうですわ。 俳優でもあり演出家でもあるってのが凄すぎます。







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Denise Lasalle さんが2018年1月8日にお亡くなりになったとの事です。 R.I.P
http://bluesohashi.blog.fc2.com/blog-entry-989.html